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ドラッカーと一倉定、そしてネクスト・ソサエティ  その9

2011.11.11(00:01) 936

ネクスト・ソサエティについて述べてきたわけですが、次の異質な社会は知識社会になるので、結局、日本人は知識を売ることを考えるべきなんですね。

ここでやっと円高の話に戻ります。

円高がなぜ強みになるかというと、日本人が今まで得てきた知識を海外で教えるビジネスがやりやすくなるからです。

新興国は日本のような先進国と同じような道を辿ります。それゆえ、新興国に行って実際に見てみると、これから何が流行るか、必要とされるようになるか、大体分かるはずです。

日本は世界の最先端を一応は走っていますから、日本が体験したことや乗り越えてきた知識は海外で必ず役に立ちます。

海外で新しい事業のコンサルタントをするのも良いでしょうし、いっそのこと海外で雇われ社長になって、事業経営をするのも良いでしょう。

勝ちやすき市場に出向き、勝つのが上策です。そのためには円高は追い風になるのです。

海外ではまだまだ人口が拡大して大きく発展する国がたくさんあります。日本人が力を発揮できる場はたくさんあるはずです。

あるいは、円高を利用し海外の有望企業を買収する手もあります。

円高、円高と悲鳴を上げるのではなく、発想を逆にして、もっと円を強くして、海外の有望企業を買って日本に本社を置き雇用を増やす方法もあります。


ネクスト・ソサエティの日本は少子高齢化社会ですから、経済の大きな発展を期待できません。
また日本国内では激しい競争が続きます。

しかし、発想を変えてみれば、海外には有望な市場はありますし、日本人の技術力や知識、時代の先を行っている強みがあります。

日本の漫画や映画、音楽でしたら、世界中で通用するでしょう。
日本のコンテンツは世界一だと思いますから、まだまだ海外に大きく広がる可能性があります。

日本では当たり前のものが世界にはありません。
それらを教室で教えていくことも良いでしょうし、経営の形で教えていくことも良いでしょうね。

ネクスト・ソサエティの日本から世界に旅立ってビジネスをするには円高は強みになるでしょう。
(語学が苦手だという人は心配要りません。強い円を使って通訳を雇えば良いのです)


それから、大恐慌時には教育ビジネスが流行ったそうです。ネクスト・ソサエティも社会人教育のビジネスはもっと広がると思われます。

なぜなら、知識社会では知識は常に陳腐化するため、知識の吸収を怠ることはできないからです。

日本では資格系の学校がほとんどだと思いますけど、資格だけではなくビジネスに活かせるような交渉力、判断力、コミュニケーション能力等を実践的に教えてくれるようなスクールや、社会人になっても頭の良くなるような指導をしてくれる塾などが流行るかもしれません。

怪しい所ではなく、システマティックに地頭を良くしてくれる学校や人間性を高めてくれるようなスクールも可能性があると思います。

今までは本を読んで個人で学んでいたことを、システマティックに教えてくれるパブリックなスクールは発展の可能性が高いでしょうね。


<続く>
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