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売上は、年計表を作って傾向を見る

2011.06.06(15:58) 816

売上数字の見方をブログで書いていましたら、政局の動きがあり中断しておりました。再び、売上数字の見方に戻ろうと思います。

4~3回前のブログでは、月次の売上数字に極端な結果が出た場合には、イノベーションの機会があるかもしれないので、そのチェックをするようにと述べました。

さて、売上で大事なのは“傾向”を読むことです。そこで使えるのが「売上年計表」です。

月別の売上は、様々な要因で大きく変動します。稼働日数が少ない月は売上が落ちますし、納期が遅れて翌月に回った場合には当月の売上が落ちて、翌月にドンと売上が上がってしまいます。また、季節変動、繁忙期、閑散期等の数字を比較しても事業の実態はつかみにくいものです。

そこで有効なのが「売上年計表」です。

これを使っている会社は、ほとんどないと思います。私が勤めた会社で使っている所は一社もありませんでした。

しかしながら、売上の傾向を読むには、この年計をグラフ化するのがベストです。


年計は、1年間の売上を一か月ずつ移動して累計する方法です。

具体的に説明しますと、2010年12月時点での年計表を作るとします。12月からさかのぼって1年間の売上累計を出します。

2010年1月から2010年12月までの売上累計です。

そして一か月ずつずらして、累計を出していきます。
2010年2月から2011年1月までの売上累計。
2010年3月から2011年2月までの売上累計。
2010年4月から2011年3月までの売上累計。
2010年5月から2011年4月までの売上累計。
2010年6月から2011年5月までの売上累計。

これらの累計は季節変動がありませんので、売上が上昇しているのか、下降しているのか、傾向をはっきりとつかむ事ができます。

3年くらいの期間の年計を取れば、貴社の売上の傾向がはっきりと分かるはずです。

できれば、得意先別なり、製品別なり、地域別で細分化すると更に傾向が分かるでしょう。

数字は単独で見るものではなく、比較して見るものです。

予算と比べるのも大切ですが、年計は売上の変化を敏感に教えてくれるものですので、一度作ってみられることをお薦めします。
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