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社長の叱り方にもコツがある

2011.05.29(18:30) 810

昨日からの続きです。何度言っても社員が方針を実施しない時には、社長は、やるまで言い続けることです。根負けしてはいけません。中途半端な対応をしないで、しっかりと叱るようにしてください。

ここでいけないことは、他部署の人を使って叱ることです。例えば、社長に身近な管理部長や経理部長を使って、「○○にダメだと言っておけ。」というようなことですね。

あるいは、報告をしてきた秘書を通じて「○○に言っておけ。」というパターンです。これはいけません。

指示に従わない社員のいる部署の管理職を通じて、叱ることです。


それから、「顧客第一主義」をうたっていながら、実質は「社長第一主義」の会社というのもあります。
お客様より、社長の方が大事だという会社ですね。

社員はこうしたことは、とても敏感に感じ取ります。いくら社長が「お客様へきちんとしたサービスをしろ。」と言っていても、普段社長を第一に扱うようなことを自然にやっていますと、社員には分かってしまいます。

「ああ、社長の顔色さえ伺っていたらいいんだな。」と。

ここは社長の本気度が正確に見られていると思ってください。社長がお客様に精一杯のサービスをする姿勢を見せなければ、社員がそのような姿勢を見せる事はありません。


社長は「社長室」に座って会社内の内部管理をするのではなく、お客様訪問をするところに勝機があります。

これは実際に結果の出ている方法ですので、今業績の厳しい会社は、社長のお客様訪問を「騙された」と思ってやってみてください。

必ず今まで気づいていなかった大事なところに、気づけるはずです。

貴社のご発展を心からお祈りいたします。

<了>
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