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「スタジオパーク」 松山ケンイチさんが語った転機とは

2010.12.08(16:32) 658

NHK『スタジオパークからこんにちは』に俳優の松山ケンイチさんが出演していました。

2012年大河ドラマ『平清盛』の清盛役ですね。この役は松山ケンイチさん側からNHKにオファーしたそうです。

『平清盛』はテーマが「絆(きずな)」だそうで、松山ケンイチさんも今の日本を考えると自分も取り組んでいかなければならないテーマだと思ったので、『平清盛』に興味を持ち、マネージャーにどのような作品かを聞いてもらううちに、主役に決まったと言っていました。

連続テレビ小説の『てっぱん』も“絆”や“家族”がテーマになっていると思いますけど、現代の大きなテーマなんでしょうね。

『スタジオパーク』では、松山ケンイチさんが転機として、戦争映画に出演したことを語っていました。
『男たちの大和/YAMATO』ですね。

松山ケンイチさんが言っていたことは、次のようなことでした。


「この作品と出会うまでは、戦争も平和も何も考えてこなかった。
この作品と出会って、平和というのは最初からあったものではなかったと感じた。

大和は日本を変えるというか、戦争を終わらせるために特攻のようなことをするんですね。
実際に乗り組んだ人たちも、沖縄になぜ自分達が特攻に行くのか議論していた。

そのとき臼渕大尉(うすぶち)が、

「自分達がさきがけになって散る。それで日本の未来が開ける。それでいいじゃないか」
というんですね。それで皆の決意が固まるんです。


自分(松山ケンイチさん)は、浅はかで、何も考えずに生きてきた。

でも、この作品が残って行って、自分の世代や次の世代に語り継がれていくことが重要で、
映画の意義をすごく感じた作品でした。」



映画の感動を思い出したのか、時折目を潤ませ、静かに力強く語りかけていました。

そんな松山ケンイチさんの、これからの活躍が楽しみです。

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コメント
ペガサスママさん、いつもコメントありがとうございます。

そうですか、ペガサスママさんも松ケンを見ておられたんですね。

向井さんもそうだったんですが、今の若手の俳優さんは戦争についても
真正面からきちんと意見を言える方がいて、素晴らしいなと思っています。

男の美学ですよね~、周りの女性は「やめてほしい」んでしょうけど、
美学のない男性は魅力があまりないかもしれないし、難しいですね。
【2010/12/10 10:03】 | 孔明 #ltEMck66 | [edit]
こんばんは、私もマツケン見てました。
孔明さんと同じようなこと思ったり感じたりしながら見てること多いなって思った。(笑)
臼渕大尉の言葉、私も心に残りました。現代の若者に通用するかなって思った。昔の人、特に戦争中なんかは生きるか死ぬか、常に身近に考えながら真剣に生きていたと思うんです。何の為に死ぬのか。生きながらえることより大儀のために死ぬほうが価値があると考えるようなところが悲しいけど、ちょっと素敵ではあるかな。いや、やっぱり絶対だめかな・・・
う~~ん、難しい。時代が時代でしたから、男の美学ってとこかな。母親なら息子には大儀に逆らってでも生きていてほしいものです。恋人もそうだよね~
【2010/12/10 00:57】 | ペガサスママ #- | [edit]
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