参議院選挙が終わりました。選挙期間中は政治的なことは書かないようにしていましたけれども、結果が出ましたので、コメントしようと思います。
今回の選挙では、自民党が51議席、民主党が44議席と、民主党が惨敗し、みんなの党が10議席と躍進したのが象徴的でした。
投票日の一週間前の『サンデーフロントライン』に民主党以外の党首と枝野幹事長が出演して討論をしていました。私がその時に感じたのは、「自民党の谷垣総裁は何か人が変わったな」ということです。
今までとは全く別の人間になったといいますか、力強く、はっきりと物を言う自信に満ちた態度が見れたのです。この時に、「これは自民党は結構やるかも」と思いました。
片や、民主党の枝野幹事長は、野党からの質問に対し、感情的になりながら自分の意見だけを大声と早口で話して、相手の言葉を遮るという、なんともひどい感じがありました。
番組に出ていた大学教授が、「消費税を超党派で話しあうと言っているが、(枝野幹事長を)見ていたら、とてもそんな態度には見えない。とてもできるとは思えない」と思わず発言していましたね。
この時の枝野さんを見て、私も「あー、民主党もこれは票を減らしていっているなー」という印象を持ったのです。
与党を経験している自民党や公明党の党首クラスからすると、与党としての苦しみや難しさを良く分かっているので、民主党のできていないところや、できないと思われるところを“突く”のは、「赤子の手をひねるようなもの」なのでしょうね。
選挙の結果で、参議院で与党が過半数を取れなかったために、政界再編がまた起きることが予想されます。国民新党以外の党から民主党と連立を組むところはないでしょうし、政策で連携を取るといっても限界があるでしょうから、年内にも民主党から一部が離脱して、どこかの党に合流するかもしれませんね。
また8月末には普天間基地移設問題で、日米合意で約束した代替施設の位置や工法を決めなければなりません。しかし、これも菅内閣では決められないでしょう。
解散総選挙もそう遠くないときにありそうですし、その前の8月から9月に大きな政治の動きがありそうですね。
今回の選挙では、自民党が51議席、民主党が44議席と、民主党が惨敗し、みんなの党が10議席と躍進したのが象徴的でした。
投票日の一週間前の『サンデーフロントライン』に民主党以外の党首と枝野幹事長が出演して討論をしていました。私がその時に感じたのは、「自民党の谷垣総裁は何か人が変わったな」ということです。
今までとは全く別の人間になったといいますか、力強く、はっきりと物を言う自信に満ちた態度が見れたのです。この時に、「これは自民党は結構やるかも」と思いました。
片や、民主党の枝野幹事長は、野党からの質問に対し、感情的になりながら自分の意見だけを大声と早口で話して、相手の言葉を遮るという、なんともひどい感じがありました。
番組に出ていた大学教授が、「消費税を超党派で話しあうと言っているが、(枝野幹事長を)見ていたら、とてもそんな態度には見えない。とてもできるとは思えない」と思わず発言していましたね。
この時の枝野さんを見て、私も「あー、民主党もこれは票を減らしていっているなー」という印象を持ったのです。
与党を経験している自民党や公明党の党首クラスからすると、与党としての苦しみや難しさを良く分かっているので、民主党のできていないところや、できないと思われるところを“突く”のは、「赤子の手をひねるようなもの」なのでしょうね。
選挙の結果で、参議院で与党が過半数を取れなかったために、政界再編がまた起きることが予想されます。国民新党以外の党から民主党と連立を組むところはないでしょうし、政策で連携を取るといっても限界があるでしょうから、年内にも民主党から一部が離脱して、どこかの党に合流するかもしれませんね。
また8月末には普天間基地移設問題で、日米合意で約束した代替施設の位置や工法を決めなければなりません。しかし、これも菅内閣では決められないでしょう。
解散総選挙もそう遠くないときにありそうですし、その前の8月から9月に大きな政治の動きがありそうですね。
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