7月4日放送のNHK『龍馬伝』では、福山雅治さん演じる坂本龍馬が青木崇高さんの後藤象二郎に芝居を打って「自分が吉田東洋を殺した犯人」だと思わせるシーンがありました。たぶん史実に無いフィクションだと思います。
その場面は、黒沢明監督の『用心棒』を思い出させるような、福山雅治さんと青木崇高さんのやり取りでしたね。
今までの福山龍馬は、大きな声を出して、少しびびっているシーンが多かったので、今回の芝居がかったシーンはかえって面白かったというか、かっこよかったのではないでしょうか。
このシーンを見ていて今更ながら気付いたのは、『龍馬伝』は、福山雅治さんという俳優が演じることで、今までの坂本龍馬の範疇にとらわれることなく、全く新しい坂本龍馬を作りだしているんだということです。
坂本龍馬という歴史上の人物がテーマになっていますが、作り手側は福山雅治さんに合わせて史実にとらわれずにストーリーやキャストを設定しているということですね。
別の言い方をしますと、タイムスリップでもして、福山雅治さんが幕末に生きていたら、どんな活躍をするだろうかという感覚で作られている感じです。
それゆえに『龍馬伝』は、歴史の解釈を史実に忠実に合わせるべきだと考える人には耐えられない作品だと思うんですね。
しかしながら、福山雅治という人物が坂本龍馬という名を名乗って、悩みながらも一所懸命頑張って、成長して、幕末を駆け抜けるドラマだと思ってみると、それはそれでいいのではないかなと思った次第です。
その場面は、黒沢明監督の『用心棒』を思い出させるような、福山雅治さんと青木崇高さんのやり取りでしたね。
今までの福山龍馬は、大きな声を出して、少しびびっているシーンが多かったので、今回の芝居がかったシーンはかえって面白かったというか、かっこよかったのではないでしょうか。
このシーンを見ていて今更ながら気付いたのは、『龍馬伝』は、福山雅治さんという俳優が演じることで、今までの坂本龍馬の範疇にとらわれることなく、全く新しい坂本龍馬を作りだしているんだということです。
坂本龍馬という歴史上の人物がテーマになっていますが、作り手側は福山雅治さんに合わせて史実にとらわれずにストーリーやキャストを設定しているということですね。
別の言い方をしますと、タイムスリップでもして、福山雅治さんが幕末に生きていたら、どんな活躍をするだろうかという感覚で作られている感じです。
それゆえに『龍馬伝』は、歴史の解釈を史実に忠実に合わせるべきだと考える人には耐えられない作品だと思うんですね。
しかしながら、福山雅治という人物が坂本龍馬という名を名乗って、悩みながらも一所懸命頑張って、成長して、幕末を駆け抜けるドラマだと思ってみると、それはそれでいいのではないかなと思った次第です。
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