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民主主義は、完全な専制政治をつくることができる危険性がある

2010.06.09(18:13) 481

鳩山由紀夫元首相が辞任し、菅直人内閣が発足しました。そして民主党の支持率が復活しております。以前ブログに描きましたとおり、私は4月6日の時点で、この結果を予測していました。

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さて、今日申し上げたいことの1点目は、「悪はその存在が隠れている時は力を発揮するが、悪はその正体が見破られると急速に力を失う」ということです。

世の中で怖いものは、見るからに怖い顔をした政治家ではありません。「国民のため」と言って、さわやかな顔をして影で恐ろしい企みを進める政治家です。

小沢一郎元幹事長は、見るからに強面(こわもて)で、恐ろしい雰囲気を持っていました。だから、国民も警戒をするし、人気も上がりません。

しかし、鳩山元総理は別に強面でもなく、お金持ちの雰囲気があって、国民も警戒をしなかったですね。ところが蓋をあけてみれば、とんでもない政治をしたわけです。

政治でほんとうに怖いのは、怖い雰囲気を持っていない人が、陰で恐ろしい企てを進めることです(菅直人首相を見ると、『銀河英雄伝説』のトリューニヒトを思い出します)。


第二次世界大戦のヒットラーも「ドイツ国民のため」と言って、最初は社会主義者となり、最後にナチスになりました。ヒットラーが登場したときに、ドイツ国民は歓呼で迎えたということを忘れてはいけないでしょう。


何を大袈裟なと思われるかもしれませんが、民主党の一例をあげましょう。

国民新党が提出した「郵政改革法案」、あんなものを国民のどれだけが支持しているでしょうか?ほとんど支持されていません。当然、民主党の政策にも入っていなかったでしょう。

ところが、民主党と国民新党で衆議院過半数を持っているため、国民が支持していない法案も通すことが可能となっています。

民主主義は完全な専制政治を作ることもできるのです。

どんなに恐ろしい、それこそ国民の財産をすべて失うような法律でも、手続きにそって立法すれば合法になり、法が支配することになります。

民主主義のドイツで、ヒトラーが政権を握ると最初に議会に要求したのは、「授権法」でした。これは、議会にはかることなく、ヒットラーに立法権を認めることです。これを認めたら、ヒットラーの行動はすべて合法になるものでした。


民主主義によってできた政権が、専制政治に変異したときに、国民にそれを止める手だてがあるのだろうかと危惧しています。

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コメント
プロさん、お久しぶりです。

来ていただいて嬉しいです。ちょっと心配しておりました。お元気ですか?

今回は少し難し目の堅い話しになりました。

これからもよろしくお願いします。
【2010/06/11 02:42】 | 孔明 #ltEMck66 | [edit]
色々ありまして
ご無沙汰していました。

『ヤン語録』みたいだな~、
と思いつつタイトルを
拝見していましたが、
まさかでした…笑

確かに仰るとおりですね。

私も正月の旧友との話で

「ドラスティックに
 改革を推進出来るのは
 やっぱり専制政治かな…??」

との話になりました。

でも、アメリカは民主主義で
即応体制も取れているよね!

と話はまとまりませんでしたが(苦笑)

管首相に期待しつつ
今後を見守るとします!
【2010/06/11 00:24】 | プロ #- | [edit]
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