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エースと4番は育てられない? 人間3人の友をもて

2010.04.25(00:01) 416

前楽天監督の野村克也さんの『野村ノート』を初めて読みました。私は野球の素人ですが、長年プロ野球やメジャーリーグを見ているので、それなりの野球哲学みたいなのを持っています。

その私の考えと、野村克也さんの考えに一致しているところがありました。それは補強をしなければならないという考え方です。その理由は「野球は多くの不確定要素を含んでいる。その例の一つはケガで急激な戦力ダウンが起きる可能性がある」ということです。私も長いペナントレースでは怪我がつきものなので、何人かが抜けても対応できる補強を毎年すべきだという考え方を持っています。

まぁ、この私の補強の考えの元にあるのは軍隊の戦いから来ているのですけどね。戦争で最も大切なのは兵站(へいたん。補給)だと思っているので、野球も同じ発想をしています。戦力を整える、戦力を補充する、戦えるように準備することが戦争でも野球でも、一番大事だと思っています。

さて、野村克也さん氏の考えで、逆にどうかなと思うことがありました。

それは「エースと4番は育てられない」でした。

野村さんは、阪神タイガースの監督時代に、阪神のオーナーに、「エースや4番は育てることはできない。各チームのエースや4番は、育てたのではなく、もともと完成したプレーヤーなのだと。将来性ほど当てにならないものはないから、即戦力の選手を取ってほしい」という意味のことを話したそうです。

でも阪神も掛布選手みたいな4番も出ましたし、広島カープなんか、4番バッターがFAばかりしても、ちゃんと出てきますもんね。選手を育てるという発想はとても大事だと思います。

確かに完成した選手がいればいいですが、将来性という見方をしなかったら、藤川球児投手のような選手は出てこないことになりますから(注;藤川球児投手は高卒でドラフト1位で阪神に入団したが、活躍するまでに7年かかっている)、各球団は完成していない選手でもドラフトで取って、ぜひ育てて欲しいと思います。


ところで、野村さんが阪神のオーナーに直言していたときに、面白いことを言っています。それは次のようなものです。

“人間3人の友をもて”というじゃないですか。原理原則を教えてくれる人、師と仰ぐ人、直言してくれる人。オーナーには直言してくれる人がいないんじゃないですか」

球団のオーナーのように上にいけばいくほど、3人の友をきちんと持たないといけないですね。


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コメント
央吉様、初めまして。コメントありがとうございます。

そうですか、野村監督が藤川球児を取ってくれたんですね。稲葉選手もですか。

確かに野村監督の野球理論はすごいと思います。

央吉様は阪神ファンですか?これからもよろしくお願いします。
【2010/04/25 10:18】 | 孔明 #ltEMck66 | [edit]
大変面白い日記ですね^^

藤川球児は野村監督が周囲の反対を押し切って、ドラフト1位指名したんで、口では将来性ほど当てにならないものはないと言いつつも、意識はしていたんだと思います。

ほかにも、赤星選手や稲葉選手など、全く注目されていなかった選手を野村監督は無理矢理入団させてるんです。
野村監督は世界一野球を知る男だと思います。
【2010/04/25 01:15】 | 央吉 #- | [edit]
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