fc2ブログ


タイトル画像

米軍普天間基地移設問題について その2

2010.04.07(00:01) 382

本日も昨日の続きで、「米軍普天間基地移設問題」について述べたいと思います。

前回は、結論として何も変わらないだろうと言うことを述べました。また、沖縄がアジアの地理上の重要な位置にあることをお話ししました。


さて、意外に知られていないことですが、日本はアメリカが世界のリーダーであり続けるための戦略的根拠地です。

アメリカ本土の米軍は、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸およびヨーロッパの有事を担当しています。

それ以外の地球の半分、西経160度(ハワイ)から東経17度(アフリカ最南端の喜望峰)、つまりアジア、ロシア、オーストリアなどが属する地域は日本を戦略的拠点として米軍は戦うことになっています。そのために日本は「地球の半分の範囲で最大の陸上弾薬庫」を持っているのです。

ちなみに、この地球半分の地域を担当しているのが横須賀や佐世保を事実上の母港としている第7艦隊と沖縄に司令部を置く海兵隊なのです。

これらハワイからアフリカ最南端の喜望峰という地球半分を担当する第7艦隊や海兵隊を支えられるアメリカの同盟国は、日本以外にはありません。それを支えられるだけの弾薬や燃料の貯蔵量、技術力、資金力、工業力を持っている唯一の国だからです。

日本はアメリカにとって、それほど重要な同盟国なので、普天間基地移設問題についても、日本のお願いを頭から無視することはないと思います。腹案についても検討するでしょう。

しかし、腹案に入っていると考えられているヘリ部隊を徳之島へ移設するのは難しいと思います。なぜなら、地上部隊とヘリ部隊を切り離すことを海兵隊は飲めないからです。

また、普天間基地の普天間飛行場は92%以上が民有地です。約3000人の地主がいて年間65億円の賃借料を国が支払っています(単純計算すると一人216万円の家賃収入)。基地が無くなったら、誰も賃料を払ってくれなくなる可能性だってあります。そうした方々は普天間基地移設で問題はないのでしょうか?

また、軍があることによって雇用があったり、補助金があったりしていることもあると思います。新しい基地を作るなら、建築関係者などの利害もからんできます。

中々一筋縄ではいかない条件がそろい過ぎているのです。

そこから出てくるシナリオは、5月末までに普天間基地移設問題が決着せず、鳩山総理が辞めて、菅総理誕生というものです。

私は個人的には民主党政権では国が無茶苦茶になると推測しているので、鳩山総理が辞任することによって民主党の支持率が少し上がることを望んではいません。

しかし、そのようになる可能性が高いと思っています。

何とか正しい国益を考え、実行してくれる明治の元勲のような政治家の登場を望みます。

関連記事

古賀光昭のビジネス相談



<<祝300回記念! 「節目を励みに!」が目標達成のコツ | ホームへ | 米軍普天間基地移設問題について その1>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://komei777.blog72.fc2.com/tb.php/382-375cb260
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)