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「戦略」そのⅥ 「勝ちやすきに勝つ戦略」

2010.03.25(00:01) 360

今回まで6回に渡って「小さな会社のための弱者の戦略」を説明しました。今回が最終回です。

今日は何に対して差別化をするかについてお話ししましょう。

分かりやすい例えのために、仮に自社が市場占拠率2位の企業だとします。1位が“強者”で、2位以下は“弱者”になります。

では、自社である2位の企業が差別化を図るのは、1位に対してか?それとも3位に対してか?

答えは、「2位の企業が差別化を図るのは、1位の企業に対して」です。自社より上位の企業に対して差別化を考えなければなりません。

では、自社より下位の企業、この例では3位以下の企業です。下位の企業に対しては、ミート(合わせること。あるいはモノマネ)戦略です。下位の企業がやっていることと同じことをやります。すると経営資源に優る上位企業が必然的に勝つことになります。これが“強者”の戦略です。

ですから、上位のライバル企業に対しては差別化、下位のライバル企業に対してはミートが原則です。

決して上位企業のミートを下位企業はしないようにしてください。上位企業と同じようなことをしたら、負けるのは下位企業になります。

そして、小さな会社は「勝ちやすきに勝つ」を徹底してください。ライバル企業や地域でも製品でも何でもそうですが、勝ちやすいところを探して、そこで戦うことです。強い相手や自社の戦場として難しいところは避けましょう。

自社よりも強い会社を避けて、弱い会社をたたく。(よく、プロ野球の優勝チームが、下位チームをお得意さんにして勝率を稼いでいますね。あれも同じ発想だと思います。勝ちやすいチームからしっかりと勝ちを取っているんですね。)

会社の生き筋の一つの方法として参考にしていただけたらいいと思います。

<了>
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<<アイディアは存在している? | ホームへ | 「戦略」そのⅤ 「製品の差別化戦略」>>
コメント
プロさん、いつもあたたかいコメントをありがとうございます。
褒めていただいてありがとうございます。

弱者の兵法は、ランチェスター戦略から来ています。
過去の兵法家(諸葛孔明、ハンニバル、ナポレオンなどなど)は、ランチェスター戦略を知らなくても実践していたんだと思いますね。
すごいと思います。

プロさん、ありがとうございました。
【2010/03/25 09:56】 | 孔明 #ltEMck66 | [edit]
勉強になります。

前々回の「商圏のセグメンテーションの方法とは」も
凄いなと思いましたが、
今回も『流石』の一言につきました。

孔明さんの基本戦略は
各個撃破が基本であり
戦場設定を有利に持っていく。
(まさに、孫子であり諸葛孔明!!)

って感じで凄いと思います。

今後の日記も楽しみにしています。
【2010/03/25 01:51】 | プロ #- | [edit]
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