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「戦略」そのⅣ 「商圏のセグメンテーションの方法とは」

2010.03.23(10:48) 358

今日から小さな会社のための「戦略」シリーズに戻ります。前回は、「三点戦略」のお話しをしました。新しい商圏を広げるときには三角形を描くように拠点(営業所や店舗)を拡げていくということをお話ししました。

今回は「地域戦略」における商圏のセグメンテーションの方法について説明しましょう。

どのように地域をセグメントするかということですが、ポイントは行政区域によってセグメントしないことです。府県や市町村の区分けによって商圏を分けてはいけません。

商圏を分けるのは、人の動線、人の流れによって分けます。


具体的に説明します。皆さまの知っている駅で、それほど大都市ではない駅を思い出してください。その駅には例えば、北側と南側のように正反対に出口、改札口があるはずです。そしてそれほど大きくない駅では、北出口側と南出口側のどちらかはお店がたくさんあってにぎあっていますが、もう一方はお店も少なく寂しい感じになっていませんか?

にぎわっている方はバス乗り場やタクシー乗り場があるロータリーがあるケースが多いですね。でも反対の出入り口側は、人の流れも少なくさびれているというケースがあるでしょう。

これは、線路によって人の流れが分けられている例なんです。商圏を駅中心に考えるのではなく、駅の北側と南側で商圏が区切られている(別の人の流れになっている)と見るのです。

同じような例として、川や大きな道路によって商圏が区切られている(人の流れが区切られている)ところもあります。線路、大きな道路、川、山など、「人の流れをさえぎるもの」によって商圏は分けられます。

逆に市町村の境界線の場所だったら、行政区域で商圏を区切ると別の商圏と見なされるところが、人の流れで見ると同じ商圏になるところも出てくるのです。

このように人の流れによって、商圏の区切りを見なければなりません。その上で自社の地域戦略をどこにするかのセグメンテーションをするのです。


<続く>

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