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「戦略」そのⅠ 「強者・弱者とは?」

2010.03.17(00:01) 350

今日から戦略の話をしましょう。まず戦略には「強者の戦略」「弱者の戦略」があります。『三国志』でいいますと、強者とは曹操率いる魏の国です。弱者とは孫権の呉と劉備の蜀があたります。

強者はNo.1、弱者はそれ以外全てだと理解してください。

このNo.1かどうかは、『三国志』の場合だと国力(人口、国土、産物生産高)で比較します。魏が全てにおいてNo.1だと思います。

これを企業競争に当てはめますと占拠率で見ます。

市場占拠率、得意先の占拠率、商品別占拠率、地域別の占拠率でトップの企業が強者になります。お気づきかと思いますが、商品別占拠率がNo.1でも地域別ではNo.1になれない企業も出てきますので、それぞれのカテゴリーで強者と弱者が入れ替わることになります。

例として、ビール業界を挙げましょう。

ビール市場全体では、アサヒ・ビールが一番の占拠率を持っています(市場占拠率)。しかし、発泡酒だけになりますと、キリンが一番の占拠率です(商品別占拠率)。また北海道では、サッポロビールが占拠率一番になっているのですね(地域別占拠率)。

このようにカテゴリー毎に強者と弱者は違ってきます。戦争と企業競争が違うところは、会社の規模(特に社員数)で強者や弱者が決まらないことです。小規模企業でもカテゴリーによっては強者になれるということです。


さて、本ブログは『孔明の仕事相談室』です。蜀の丞相(じょうしょう)であった孔明は「弱者の兵法」を駆使していました。ゆえに、私も小さな会社のための「弱者の兵法」をお教えしたいと思います。


まず、弱者は決して、総合戦を取ってはいけません。弱者は兵力を集中して局地戦を選ぶのです。

例えば相手の戦力が100人とします。兵士の数と考えてください。そして武器は同じレベルの武器を所有しているとしてください。それに対して自軍が30人しか兵力がないとします。これではとても勝ち目はありません。

こうした時は、100人の戦力が自軍より少ない人数になる地域、地点で戦うようにします。100人の全部隊の内20人の単位で固まっている軍団を目指して30人で攻撃するわけです(これを「各個撃破(かくこげきは)」といいます)。そうしたら数が多い方が勝つことができます。この各個撃破を繰り返し、勝利を収めるのです。


この戦争の各個撃破を企業競争に応用してみましょう。それは「差別化戦略」です。


<続く>

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コメント
そうですか、サービスの差別化ですね。素晴らしい。
小回りのきくところもお客様は欲しがると思いますから、ぜひやり遂げていただけると良いと思います。

社員の皆様と一緒に頑張っていきましょう。
【2010/03/17 10:51】 | 孔明 #ltEMck66 | [edit]
孔明様
納期の短い仕事をもらってきました。
社員からきっと文句がでるでしょう。
局地戦で勝つには今だと思います。
早速、今日の朝礼で伝えてみます。
(文章バラバラですね、すいません)
参考になりました。ありがとうございます。
【2010/03/17 08:33】 | #kiLt98CQ | [edit]
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