
連続で「シン・仮面ライダー」の記事ばかり書いています(笑)。申し訳ございません。
NHKのBSで、「ドキュメント「シン・仮面ライダー」」というのが放送され、それを録画して観たので、「シン・仮面ライダー」について書いておこうと思いました。
今回はネタバレになります。
「ドキュメント「シン・仮面ライダー」を観て、映画「シン・仮面ライダー」を観たときの疑問が少し解けたような気がします。
「ドキュメント「シン・仮面ライダー」では、庵野秀明監督とアクション監督の田渕景也さんとのやり取りが多く使われています。
庵野監督が、アクションにダメ出しを繰り返して、現場の空気がとても悪くなっているのが映っていました。
庵野監督は、アクションが「段取りになっている」のがダメだと言っているのですね。庵野監督は、本気で相手を倒そうとしている絵が取りたいということだったようです。
たぶん、庵野監督は、「仮面ライダー THE FIRST (ザファースト)」のようなアクションシーンにはしたくなかったのでしょうね。
しかし、段取りなしにアクションシーンをやることは不可能でしょう。
”泥臭い闘い”というアクション監督が考えなかった「蝶オーグとの闘い」の方が、違和感がありました。
まぁ、私がちょっとなぁと思ったのは、庵野監督が「できないこと」をアクション監督に要求しているのはいけないなと。
「段取りがないように見えるアクションシーンにしてくれ」と言われても、それは田渕さんらが今までやっていなかったことなので、それをやれと言われても、それは無理があるなと思いました。
それと、ドキュメントであったショッカーライダーのシーンは全く使われていませんでしたね。
バイクを降りてのダブルライダー対ショッカーライダーの戦いを撮影していたのに映画では使われていませんでした。
あれは勿体ないですね。映画ではなぜあんなトンネルのシーンでショッカーライダーとの闘いを描いているのだろうと不思議だったのですよ。
おそらくバイクを降りての戦いのシーンを庵野監督が気に入らなくて全部カットし、イマイチだったトンネルのcGシーンに差し替えられたのでしょうね。
「シン・仮面ライダー」の映画全体にアクションシーンがイマイチだったのが、ドキュメントを観て納得しました。
たぶん庵野監督も納得できなかったけど、予算も時間も限界があったので、不本意な形で上映することになったのでしょう。
うーん、せっかく出演者やスタッフの情熱があったのに、勿体ないですね。残念でなりません。

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