中国の兵法書、『孫子』に次のような文章があります。
(『孫子』に関する訳や解釈は、プレジデント社『「中国古典」入門 孫子』における守屋洋さんの解説を参照しています)
将とは、智・信・仁・勇・厳なり。
将というのは、リーダーのことですね。ここでは、リーダーが持つべき徳目が書いてあります。
一つ目は、智(ち)です。これは智謀ですね。学校の試験の点数を取れるのような賢さではなくて、深みのある智恵、洞察力、先見力のようなものですね。
現代のビジネス環境に当てはめますと、成果を上げることのできる知識と言ってもいいでしょう。
二つ目は信(しん)です。
これは信頼される人物だということです。
解説の守屋洋さんは、信とは、「噓をつかないこと」、「言ったことは守ること」と言われています。
ドラッカーは、リーダーシップを、責任と見ることと言っています。また、リーダーたる要件は、信頼が得られることであるとも言っています。
奇しくも孫子とドラッカーのリーダーに対する見方が一致していますね。
三つ目は、仁(じん)です。
これは、現代で言うと愛でしょうか。思いやりの心、相手の気持ちになって考えられることですね。
心の温かさ、優しさを指します。
長くなりますので、続きは次回に

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企業家のみなさん、現代の社会を支えているのは、
企業であり、企業家です。
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現代の光は企業家です。
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一つ目は、智(ち)です。これは智謀ですね。学校の試験の点数を取れるのような賢さではなくて、深みのある智恵、洞察力、先見力のようなものですね。
現代のビジネス環境に当てはめますと、成果を上げることのできる知識と言ってもいいでしょう。
二つ目は信(しん)です。
これは信頼される人物だということです。
解説の守屋洋さんは、信とは、「噓をつかないこと」、「言ったことは守ること」と言われています。
ドラッカーは、リーダーシップを、責任と見ることと言っています。また、リーダーたる要件は、信頼が得られることであるとも言っています。
奇しくも孫子とドラッカーのリーダーに対する見方が一致していますね。
三つ目は、仁(じん)です。
これは、現代で言うと愛でしょうか。思いやりの心、相手の気持ちになって考えられることですね。
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