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勉強は自分のためにしていたのではなかった

2021.11.14(23:12) 2598



先日、柏商工会議所でのマネジメントセミナーで、私が本を読むようになったきっかけのエピソードを話しました。

一つは、本をたくさん読んでいる先輩に出会えたこと。

もう一つは、吉川英治さんの『三国志』を読んだことです。


人というのは、目指すべき姿を体現している人に出会うことが大事です。

歴史上の学校のようなところでも、目標とする姿を体現している人を直接見ることによって人が育っていったのでしょう。

プラトンが創設したアカデミアも、吉田松陰先生の松下村塾もそうだったのだと推測します。

そして、私の場合『三国志』との出会いが大きかった。

大学浪人をしていた19歳の時に『三国志』を読んだのですけど、受験勉強を横に置いておいて、寝る間を惜しんで読み切ったのを覚えています。

『三国志』の諸葛亮に憧れて、本を読むようになり、それから勉強が好きになりました。

まぁ、勉強好きになったというよりも、学習することが習慣になったような感じですかね。

もういい歳なので、今さら「かっこつける」わけではないですが、勉強や学習することは自分のためにやっていたのではありませんでした。


結果として、親孝行をする、自分が豊かになる、家族が幸せになるということはもちろん考えましたが、それらは付随的なものです。

心の中にずっとあったのは「この日本を良くするための人物になる」という思いでした。



その時から40年が経ちました。

歩みを止めることなく、その志は「日本から世界へ」と大きくなっていますけれども(笑)、本質は変わっていません。

こんなことを書くと、「夢追い人」のように思われて、笑われそうですね。

でも私はこれから35年は仕事をする予定です(笑)。

実は、これからが本当の仕事をするときなんです。

まだまだ長い道のりになりますが、自分を奮い立たせて、頑張って行きたいと思っています。



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