
アメリカや中国でのインフレ懸念の記事が時折新聞に出ています。
日本でもガソリン価格が上昇していますね。今後、食料不足、物不足、エネルギー高が起きて、インフレになりそうな感じになってきていますね。
景気後退していく中でインフレーションが同時進行していくことをスタグフレーションと言いますが、日本もスタグフレーションになるような予測をしていた方がよいでしょう。
日本は1990年代の半ばから、ずっとデフレでした。
政府も日本銀行も「ゆるやかなインフレーション」が一番良い形だということで、デフレを脱却して「ゆるやかなインフレ」を目指してきました。
そのために大規模な金融緩和を日本銀行が続けてきたわけですが、ここにきて金融緩和とは全く関係なく、インフレになる方向へ世界と日本経済が舵を切ったように思います。
給料が上がる前に物価が上がると、今まで買えたものが買えなくなることもあるので、収入が多くない人には打撃になります。
私は本を読むのが好きなのですけど、本、雑誌、新聞はますます売れなくなるでしょうね。
正規、非正規を問わず働いている人は、給料が上がらない状態での物価高に備えなければなりません。
また、経営者はデフレからインフレへの発想の転換が迫られます。
エネルギーや原材料の高騰、仕入価格の上昇を想定しなければなりません。
価格を上げる交渉をお客様にしていかないといけないですが、より良いもの、より良いサービスを提供していかないとお客様の支持を得られないでしょう。
経営者にとっても、社員にとっても厳しい時代になります。
しかし、企業にも、個人にも生きていく術(すべ)はあります!
また別の機会に生きていく術をブログに書きたいと思います。

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