
4月29日にNHK BS1で放送されたBS1スペシャル「さようなら全てのエヴァンゲリオン ~庵野秀明の1214日~」を録画していたので、先日観ることができました。
私は、エヴァンゲリオンを観ていたわけではありませんが、今回の庵野秀明スペシャルを観て、エヴァンゲリオンの最後の映画を劇場へ観に行こうと思いました。
「さようなら全てのエヴァンゲリオン ~庵野秀明の1214日~」を観たら、大抵の人は、庵野秀明さんは天才だなぁと思うでしょう。
ただ、私が特に感心したのは、庵野秀明さんが映像作品を作るときに明確な「マーケット思考」があったことです。
プリヴィズ試写というのがあります。ラフなCGでストーリーが描かれている映像を社内のスタッフ(制作に直接かかわっていない人)に見せて、感想を書いてもらうというものです。
「説教臭い。正論だけど。押しつけられているような気がする。」だとか、「鬱々したシーンが長すぎる」だとか、率直に感じたことをスタッフは庵野秀明さんに伝えます。
庵野秀明さんは、それらを全部検証するようです。
庵野さんは、「真逆に取っている場合もあるから。それは伝わっていないということ。伝わっていないものをつくってもしょうがいない。」という意味のことを話していました。
単に自分が良いと思う作品を作るのではなく、初見に近い人の意見を聞いて、正しく伝わっていないのなら一から作り直す考え方を持っているのですよね。これが凄いことです。
お客様の視点をきちんと持っているということなのですよね。独りよがりの作品をつくる気持ちはサラサラないみたいです。
庵野秀明さんは、発想も独特だし、技術も凄く高い上に、お客様の視点、マーケット思考までも持っているので、すごいですね!
この辺りは、ゲームの小島秀夫監督とも似ていると思いました。
千葉県柏市は映画上映をしているので、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を近日中に観に行ってきます。

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