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心の浄化は反省修法を行わないとできない

2021.04.25(23:12) 2520

田坂広志さんの『運気を引き寄せるリーダー七つの心得』(田坂広志著、2021年光文社新書)を読みました。



読んだ感想としては、「うーん、小難しく書いてあるなぁ」というところでした。

”運気”という目に見えないものを、量子物理学や心理学を使って、理屈っぽく説明を一所懸命にされています。

たぶん、唯物論的な発想をする人に「心の世界」を理解してもらおうと工夫されているのでしょう。

でも、この本で書かれている理論通りに実行していっても、「本当の意味で良い運気を引き寄せるのは難しいだろうなぁ」と思いました。

なぜなら、運気を引き寄せる心得を七つ書かれていますけれども、この本のように理論的に詰めていっても、運気をつかみきるようなことは難しいからです。

田坂広志さんも書いておられますが、田坂さんは大病をして余命があまりないという状態のときに、ある寺の禅師に「人間、死ぬまで命はあるんだよ!いまを生きよ!」と言われて、新生されているのです。

別に、禅師に言われたことを理論的に、理性的に受けとめたわけではないと思うんです。

推測ですが、禅師の力強い言葉に理屈ではなく、死にかけていた魂がガツーン!と衝撃を受けて、何かをつかまれたのだと思います。結局、ポイントは”そこ”なんですよ。

田坂広志さんは「生死の境」のような絶望の中から生き返った瞬間を経験して、何かをつかまれているのであって、理屈だとか、技法だとかは後付けで説明されているものだと思います。

私が言いたかったのは、田坂広志さんはこの本で方法論を色々と書いていますが、「あなたは死ぬような経験をして、それを乗り越えることによって何かに気づいたのではないですか。この本の技法や心得を順番に実行して得たものではないですよね?」ということです。

人間、何かをつかむときは、理屈ではないのです。感覚的なものであり、心と身体全体が何かを受けとめるような経験なのです。

この本には「心の浄化法」も書いてあります。しかし、心の浄化法は、仏教の八正道を参考にした方が間違いがないでしょう。心の浄化は、”反省修法”を行わないとできません。この本の理論には「悪」に関する部分が欠けているので、その点は危険であると思います。



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