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将来自分のスキルで食べていこうと思っている人へ

2021.04.16(13:51) 2514



皆さんの中には近い将来、又は50代、60代になったら、サラリーマンを辞めて独立したいと思っている方は多いのではないでしょうか。

何らかの資格を取って開業するとか、趣味でしていることをビジネスにして第二の人生を送りたいと思っている方も多いでしょう。

そうした方々へ私がアドバイスするとしたら、サラリーマンの間に1日も早く副業として実際に行動することをお薦めします。

「いつか、いい話が来ないかな」とかはダメですよ(笑)。「何かチャンスが来たら、独立しよう」というのもダメです。

とにかく、給与をもらえている間にやってみることです。休みの日や空いた時間を使って新しいビジネスをやってみることです。

最初はボランティア的に、無料でサービスを提供してもいいですが、できるだけ早い段階で「お金をもらう」仕事にすることです。

この「お金をもらえる仕事」というのがポイントです。

世の中には、「タダならお願いするわ」という仕事は”山ほど”あります。

お客様を想定する人に、「お金がいるなら、それ要らない」と、言われる段階をいち早く超えることですね。

とにかく、自分がやろうとしているビジネスにお金を払ってくれる人が来るかどうかがポイントです。

あるいは、もう少し厳しめの意見を言うと、「自分が想定している報酬の半分くらいしかお金を払ってくれない」というビジネスなら、何か改善、改良、成長しないとビジネスとして成り立たないということになります。

俳優やミュージシャンとして、一回の出演で「●●円くらいもらいたいな」と思っていても、その半分くらいしかもらえないのなら、まだまだ変えていかなければならないということですね。

漫画のアシスタントで、「これぐらいの絵を描く仕事なら、●●円は欲しいな」と思っていても、もらえるお金が半分以下であったら、もっと作業のスピードや腕を上げる必要があるということです。

こういう経験を独立してやってしまうと、直ぐに生活が行き詰るので、給与が保証されているサラリーマン時代に並行してやっておくといいのですよ。

それから違う視点から言いますと、お金を「自分が想定しているくらい」もらうようになるとプレッシャーがかかるのです。

タダや、安い報酬だと質がイマイチでも「タダだから」、「ちょっとしかもらっていないから」という言い訳がたってしまいます。

ところが、きちんと報酬をもらうことになると、「お金をもらっていない」という言い訳がきかないので、「いい加減な仕事」は許されなくなり、プレッシャーもかかるのです(タダでも、仕事である以上、手を抜いてはいけませんが)。

自分のスキルで生きていくのは大変です。少なくとも、私は大変苦労しました(笑)。

サラリーマンの時や若い時に実際にやってみて、自分が向いているかどうか、どれくらいスキルが足りていないか、精神的に耐えられるかなどを客観的に見てみましょう。

突然仕事を辞めて独立することをしなくても、サラリーマンの時にできることはあります。

手堅く生きることも、一つの知恵ですよ。



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