
私は、昨年(2020年)の1月から、「中国発の大不況に備えよ」というブログを書いていました。また、昨年の1月の段階で武漢ウィルス(新型コロナウイルス)の拡大によって大恐慌のような状態になると指摘していました。
その後、2020年3月には、「貸借対照表(BS)重視の経営に転換せよ!」と題して、”利益を生まない固定資産の売却”や”不採算部門の撤退”をお勧めしました。
今日の日経新聞にも、事業やグループ会社の売却が、リーマンショック後の2009年以来11年ぶりの多さになったことや、帝人が固定資産を売却していることが出ていました。
昨年の初めからの私の予測はほとんど当たっていました。
しかしながら、私はそれらを自慢しているわけではありませんよ(笑)。予測は当たらないこともありますし(笑)、当たったから私が偉いということでもないのです。
ただ、先を見ることを私は得意にしています。「古賀先生は1年前にこのような予測を書かれていましたけど、ほんとうにそうなりましたね。」と直接人に言われることも多いです。
1年以上前に私のブログを読んで、それを経営に活かした経営者は他の経営者と違った動きができたでしょう。心構えもあったはずです。”先が見えない経営者”のように、「未来におびえることもなかった」と思います。
宣伝をしているように誤解されるかもしれません。このブログで私は商売をしていませんので、ブログに書いていることをぜひ参考にしていただければと思います。
さて、経済予測をする上で前提になるのは、トレンド(趨勢、潮流、流行、流れ)を見ることです。
現在はどういったトレンドがあると思われますか?
一つ目は、倫理観の強い社会になりつつあるということですね。
例えば、不倫ですが、今は芸能人やプロスポーツ選手が不倫をすると、ものすごいバッシングを受けます。まぁ、これは政治家、経営者も官僚でも同じことでしょう。
要するに公に存在が知られている人は、”清廉潔白”(行いや心が清く正しいこと)であることが求められているし、それに反した行為をした人は徹底的に叩かれる社会だということですね。
これらはあまりに行き過ぎると”魔女狩り”みたいになりますから、法的に裁けるものは法律に任せ、法的に裁けないものは当事者、利害関係者に任せることも時には必要かと思います。
ただし、個人の行為の範囲に収まらない”政治家の政策の成果”や、行政の成果、”会社の社会に対する影響”等については、声を上げることは必要なので、是々非々で意見を言うべきだと思います。
< 続く >

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