
(写真は本文とは関係ありません)
阪神タイガースの春季キャンプで、元巨人の川相さんが臨時コーチとして指導してくれています。
そこで参考になったことがありました。
阪神の選手は、「よく下半身を使って投げなさい」と言われていたそうです。つまり、送球するときに上体の力だけではなく、下を使って投げるということですね。
阪神タイガースの選手は、「下半身で投げる」ことの大切さは知っていたのです。
しかし、それを「どうやればできるかが分からなかった」と言っていました。
私は「なるほど!」と思ったのですね!
皆、大事なことや大切なことは知っているのです。でも、それを「どうやって実現するかは分からない」ということですね。
何ができればいいかは分かっている。しかし、どうやったらできるようになるかが、みな分かっていないのです。
これは野球に限らず、すべてのことに言えるでしょう。
経営においても、「キャッシュフローが大事だ」と、皆が知っていても、「では、キャッシュフロー経営をどうやってするか」は分からないのです。
顧客第一主義が大事だと知っていても、それをどうやって実現するかは分からないものなのです。
こうした具体的な方法論を上手に指導していたのが、一倉定さんですね。ドラッカーがどちらかというと、大切なものを書き残してくれて、一倉定さんがそれを具体的に実行する方法論を中小企業向けに指導してくれたという感じがします。
私もセミナ講師やコンサルティングの中で、大切なことを伝えるだけではなく、それをどうやればいいか、その方法論を具体的に落とし込んでいくことに主眼をおこうと思います。

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