
「激動の時代を生き抜く経営理論」の第三は、「社長(経営トップ)が陣頭指揮を取る」です。
現在のようなコロナ禍では、社長が陣頭指揮を取らなければなりません。
社員に任せっぱなしになって、結果報告を後から聞くようではダメです。
社長が現場に顔を出し、直接指示をするぐらいでないとコロナ禍を乗り切ることはできません。
特に今回のコロナ禍は、大恐慌以来の経営危機だと思われます。会社で最も優秀な人が指揮を取らなくて、誰が指揮を取るというのでしょう。
ただし、社長が一番優秀でないならば、一番できる人に権限を委譲するか、経営を譲って、その人に経営を任せましょう。
ま、これは半分冗談です。普通は社長が一番できる人のはずですから、社長が直接指揮を取る体制にしてください。
とは言っても、社内メールの全部に社長をCCに入れるというのはやめてくださいね(笑)。
メールを見るのが社長の仕事ではありませんし、パソコンを見ているのも社長の仕事ではありません。会議ばかりに出る社長もおかしいです。
社員から聞かなければいけないことは、
① お客様に言われた苦情や不満、そしてお客様のお困りごと
② 競合企業の動向や業界内外の変化
これら2点を聞くようにしてください。
報告内容に気になることがあったら、お客様に社長が直接お電話で伺ってもよろしいかと思います。
そして、社長の判断ですが、朝令暮改を恐れないことです。
「社長は言うことがコロコロ変わる」と陰口をたたかれているかもしれません。
そんな陰口は気にしないで、厳しい経営環境なのですから、判断が違っていたと気づいたら、命令を変えなければなりません。
命令を変える場合は理由を説明して社員が納得できるようにしましょう。
きちんと社員とコミュニケーションを取って、難関を乗り越えるようにしてください。
< 続く >

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