
前回の続きです。「国を愛し、人を生かし、富を増やせ」について、前回は「国を愛し」について書きました。
今日は、「人を生かし」です。
「人を生かす」というのは、二つの方向性があります。
まず、「人間性の向上に寄与する」という意味での「人を生かす」です。
ビジネスにおいて、そのやっていることがお客様の「人間性を堕落させるもの」であってはなりません。最低でも、「人間性を堕落させないもの」というのがビジネスを行う条件だと思います。
更に言えば、「人間性の向上に貢献する」ようなビジネスであったら、なお良いでしょう。
こうしたビジネスであってほしいとの願いから、「人を生かす」という面が出ています。
また、第二の方向として、「人を生かす」というのは、自社の社員の強みを生かすという意味もあります。
個性を生かし、その社員が持っている強みを生かして、成果を出していくという面です。社員とコミュニケーションを取り、動機づけすることも「人を生かす」になります。
言葉にすると簡潔なのですが、この二つの方向で成果をあげていくのは並大抵ではないでしょう。
前回述べた「国を愛する」ことは、どちらかというと精神性が強いものです。
ところがこの「人を生かす」は、知識の裏付けがないと人を生かすことができませんし、事業の方向づけを「人間性の向上」へ持っていくには相当な努力と、ビジネスに対する高度な着眼力が必要になります。
「国を愛する」気持ちは誰もが持てます。しかし、「人を生かす」には知識やスキルがいるのです。精神性以外の部分で必要なものがあることを知っておいてください。
< 続く >

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