
私には、ある構想があります。それは、イデオロギーや政治思想や宗教を超えて、三つの理念の元、企業連合(グループ)を結成することです。
その理念の第一は、経営において「国益を第一に考えること」です。
これからは、愛国心だけではなく、「市民性」がポイントになります。「市民性」とは、国に対し「生きる意志」です。愛国心は、国に対して死ぬ意志ですが、「市民性」は、「国家に対し、進んで貢献しようとする意志」です。
今後は、何かの一つのイデオロギーなどが支配するのではなく、自由な社会があり、国民や企業が「市民性」をもって国益を第一に考えて行動することが求められると考えています。
第二は、ビジネスの内容が「人間性の向上に貢献すること」です。しかしながら、企業活動がすべて人間性の向上に貢献するビジネスとは限りませんので、広義には、「人間性の堕落を招かなければ、良し」とします。
第三は、「経済的な価値を生む」ことです。
企業経営はあくまで富を生み出し、経済的な価値を生むものでなければなりません。それでこそ、企業なのです。それゆえに、三つ目に経済的な付加価値を生むことをあげました。
以上の三つが、構想する企業連合の共通目標であり、共通の使命です。
企業連合は、集ってくる企業が経済的な価値を生むのは当然なのですが、お互いの儲けを目的とするものではありません。そうしたものを構想しているのではないのです。
日本経済を救い、日本で雇用を生み出し、日本を豊かにし、世界を豊かに、調和したものとすることに貢献するために連合するものです。
集う企業は会費を払う必要はないし、何かの契約を結ぶ必要もありません。異なった政治思想でも結構なのですよ。いろんな考え方をする企業が集まっても構いません。
逆に、集ってこなくてもいいのです。上記の三つの理念を実行する企業であれば、別に名乗らなくて、今の立場で頑張ってもらえばいいのです。
ただし、一つだけお願いしたいのは、上記の「三つの理念に反する企業」に絶対に負けないでいただきたいのです。悪徳企業に決して負けないでほしい。ビジネスにおいて、正しい理想をもった企業が勝ち残ってほしいのです。いや、勝ち残るべきなのです!
そうすれば、日本はもっと良くなります。ずっと良くなります。そして、世界もきっと良くなります。
人々の価値観が多様化し、様々な考え方、思想、宗教が混じり合っている日本で、これらの三つの理念によって企業が共通の使命を持つことが、人々を幸福にする道標だと考えています。
いずれかの段階で、私はこの構想を世間にアピールしようと思っています。ただし、私がこの構想のリーダーになる必要はなく、誰かが意志を継承してくれれば、それでもOKです。要するに、誰がやったかではなく、何をやったかなのですよ、大事なのは。
ここで発したメッセージを、どこかで志のある起業家、企業家が読んでくれることを心から願っています。

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