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異世界~経営問答奇譚 第1話 自動車メーカーの社長

2020.05.16(14:58) 2396



私の娘はプロの漫画家です(笑)。ペンネームは、身バレするので言いません(笑)。その娘が今描いているのは、「異世界もの」というジャンルです。

私も「異世界もの」というジャンルは知らなかったのですが、たぶん50代以降の方々は、ご存知ないと思います(笑)。「異世界マンガ」というのは立派なジャンルで、たくさんの作品があります。古い方ですと(失礼。私も古いです)、SFというジャンルで認識されるでしょうが、異世界はSFとは違います。

簡単に言いますと、ゲームの世界などに転生、生まれ変わって、そこで生活をするというようなものです。現実世界とは別に異世界が存在するという設定ですね。

そこで私は、異世界に「コガ」という名前の経営コンサルタントがいて、そこへ現実世界の経営者が訪ねてくるという話を考えました(笑)。タイトルは、『異世界~経営問答奇譚』です(笑)。(「奇譚」(きたん)とは、不思議な話という意味です)

それでは、第一話は、自動車メーカーの社長との問答奇譚です。
(このドラマはフィクションです。実在する人物、団体、会社とは関係はありません。)
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社長 「ここかね、経営の問題を解決する部屋というのは?」

コガ 「私が解決するわけではありません。解決するのは、社長、あなたと従業員です。」

社長 「そんな理屈はどうでもいい。我社の課題は何だと思う?我社が大丈夫だという”気のゆるみ”があることかね?」

コガ 「それは違いますね。貴社の課題は、依然中国に生産会社とディストリビューター(販売会社)を置いていることですよ。」

社長 「はぁ?何かと思えば、そんなことか!我社の中国への投資など、小さなものだよ。うちの売上や利益がどれだけあると思っているんだ。そんな”枝葉の葉”の話をしてどうする!(苦笑)」

コガ 「私は投資額のことを言っているのではありません。貴社が中国という”最悪の国”の後方支援をしていることを問題にしているのです。中国共産党は、ウィグルやチベットの人たちを虐殺しています。そして、香港の自由を奪い、台湾もわがものとしようとしています。新型コロナウイルスも中国共産党が隠蔽していなければ、世界の感染被害をもっと少なくできたでしょう。また、日本の尖閣諸島にも侵略を企てています。」

社長 「それは、政治的な話、政治家が解決すべき問題だよ。経済人は政治家とは違う目を持っている。中国を含んだ”アジア”を重要なマーケットだと認識して、世界戦略を打つ必要があるんだよ。当たり前のことだろ。」

コガ 「「政治と経済は別。中国には巨大なマーケットがある」というのが、中国共産党のワナなんですよ。中国は本当に魅力あるマーケットですか?本当に儲かっていますか?いくら儲かっています?技術が盗まれるリスク、撤退するときのリスクなど、マイナス要因に目をつぶって、人口だけを見て騙されているのではないですか?」

社長 「何を言っている!うちは、”世界の●●●”なんだぞ!」

コガ 「だから問題なんですよ!さきほど、後方支援と言いましたが、しゃれみたいで恐縮ですけど、”広報”支援もしているんですよ、貴社は。「”世界の●●●”が中国に進出しているのならマーケットに魅力があるのだな、大丈夫だな」と、日本の企業や日本国民もそう思わされてしまうのです。中国の宣伝(アピール)に使われているのですよ。それに、貴社が中国にいる限り、関連企業や部品メーカーも日本に帰りたくても帰られないでしょう。その点にも大きな責任が貴社にはあります。」

社長 「だが我社は国内生産体制の維持に、こだわってきた。”モノづくりは人づくり”に、こだわってきた。日本にモノづくりを残してきた自負がある。」

コガ 「日本への貢献、それは素晴らしいことです。でも、貴社が中国を利することによって、中国が日本に侵略してきたら、あなたが守ってきた日本のモノづくりは終わってしまうんですよ。日本は日本でなくなるんです。そうなったとき、いったい誰が幸せになるんですか!貴社が中国から撤退したら、日本や世界に対する大きなメッセージになるんです!「●●●が撤退するなら、やはりまずいんだな」と、他の会社も決心がつくでしょう。貴社はそれだけの責任がある日本のトップ企業なんです!」

社長 「そうか、しかし、中国からの撤退はいろいろな面で痛いなぁ。。」

コガ 「世界戦略の組みなおしです。社長もお分かりのように、もう新型コロナウイルスの前の世界には戻りません。車も今まで以上に売れない時代に入ってしまいました。マーケティングやイノベーションの目標を再設定し、組織も大幅に見直さなければならないでしょう。「われわれの事業は何か、何でなければならないか」を問う時だと思います。「昔は自動車メーカーだったんだ」と不思議がられる日は、そう遠くないかもしれません。でも、貴社ならきっとこの難題に最適解を出せると私は信じています。」

社長 「なんだ、最後は信じるか。。。」

コガ 「そうですよ。信じるところからしか、何事も始まらないんですよ。神仏を信じ、自分を信じ、社員を信じてください。人ひとりの力、ひとりの人間知くらいでは、この難局を乗り切られません。神仏の前に己を謙虚にし、神仏に祈り、社員を生かし、愛してください。そして、キーワードは3つです。中国からの撤退、国内生産、新しい事業です。」

社長 「とにかく、分かった。ありがとう。戻って、もう一度考えてみるよ。」

コガ 「こちらこそ、ありがとうございました。」



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