
今日の千葉県柏市の午前中は、雪でした。写真は家から撮影したものです。うまく撮れていませんが、実際には天使の羽のような雪が降っていて、桜に雪が積もる綺麗な景色を観ることができました。
さて、現在政府の後押しがあって、政府系金融機関や信用保証協会、民間の金融機関が新型コロナウイルスによって売上が下がっている会社に対し融資を行っています。
事業を継続していく会社でしたら、借りられる最大額を借りた方が良いと私はアドバイスします。
しかし、気をつけていただきたいのは、新型コロナウイルス以前から業績の良くなかった会社です。
平時なら金融機関にお金を借りることができなかった会社が、”コロナこれ幸い!”と、銀行や日本政策金融公庫にお金を借りに行っているところが全国にたくさんあるでしょうね。
ただし、新型コロナウイルスが収まっても、事業を「ポスト新型コロナウイルスの時代」(新型コロナウイルスの後に来る時代)に適合した事業に変化していなければ、業績は過去よりもかなり落ちると見た方がいいです。
つまり、新型コロナウイルス以前から業績が悪かった会社、赤字だった会社、資金繰りが自転車操業だった会社は、コロナが収まっても業績は好転しないので(全く違った社会になっているかもしれません)、銀行の借入金が返せないということになります。
そうなると、連帯保証をしている経営者は自己破産せざるを得なくなります。
すでに「産業と市場の構造」は変化しています。「認識の変化」も起きています。
変化をイノベーションの機会と捉えて、事業を変化させてください。
まずは、経営者が現実の変化を受け入れてください。
脅威や恐怖と捉えるのではなく、現実に起こっている変化を受け入れるのです。
されど、ほとんどの人は、現実を受け入れることができません。ましてや、この変化を機会にできる人はほとんどいません。
そうこうしているうちに時間が経って、にっちもさっちも行かなくなります。
スタートは、通念を捨て、現実を受け入れることです。そこからイノベーションが始まります。

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