
経営者は売上に気持ちが集中しているせいか、損益計算書(PL)をよく見ますが、貸借対照表(BS)をあまり見ない人が多いです。
私は1月から中国発の大不況、大恐慌を予測していましたけれども、こうした局面では、PL重視の経営ではなく、BS重視の経営にしなければなりません。
売上至上主義を捨て、BS重視の経営、つまり「倒産しない経営」にすることです。
そのためにはBSを経営判断のベースにする必要があります。
具体的には、次のことを行います。
1.儲からない事業や製品を辞める
2.在庫をギリギリまで減らす
3.売掛金を減らす
4.新卒以外の採用を抑える
5.利益を生まない固定資産を売却又は処分する
6.現預金をとにかく増やす
売掛金(売掛債権)をなぜ減らすのと思われたかもしれません。
売掛債権は、回収して初めてお金になります。しかし、得意先が倒産したら、売掛債権は何の価値もないのです。実際に中国に製品を売っていた会社は回収できないことも出てきているのではないでしょうか。
また、売上を上げようとし過ぎると在庫が増えていきます。過剰在庫は、資金繰りを悪くします。
PLでは会社の実態がつかめません。
BSをよく見て、BS重視の経営に転換してください。

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