
世の中、たくさんのビジネス書、経営に関する書籍があります。
一冊だけ読むなら、私は迷わずにドラッカーの『現代の経営』(上田惇生訳、ダイヤモンド社)をお薦めします。
中小企業の経営なら、名コンサルタントの一倉定さんの本がとても参考になります。
しかし、経営全体の軸をしっかりと持つ、体系を把握するという面でも、『現代の経営』は外せません。
経営の核となる考え方は『現代の経営』にほとんど書いてあるので、他の経営書は『現代の経営』の一部を具体的に書いていると気づかれるでしょう。
経営者やマネジャーは、まずは『現代の経営』を精読して学ぶといいです。
大事なことは、「1回読んで終わりにしないこと」ですね。
1回読んだだけでは、理解しにくいということがありますが、それだけではありません。
何回も読まないと、実際の経営に使えないのです。
ご自身の中にドラッカーの『現代の経営』が考え方の軸としてきちんと入っていないと、それを自社の経営に縦横無尽に使えません。
だから、何度も精読してください。
それから、ドラッカーでは、次の3冊も必読書です。
『創造する経営者』、『経営者の条件』、『イノベーションと企業家精神』の3冊ですね。
一冊だけなら、『現代の経営』ですが、ドラッカーの著書を他にも読み進めようと思われているなら、『創造する経営者』や『経営者の条件』の方が初めての方でも読みやすいかと思います。

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