
20代の社員が辞めない会社の要素は、成長できる機会、場、仲間がいることですね。
40歳や50歳になると、成長するだとか、勉強するだとかに疎くなってきます(笑)。
でも、20代や30代では、自分が学べる場があり、一緒に学んでいる仲間がいることは、強い動機付けになります。
うまくいっている会社は、若い社員の向上していこうとする意欲に応えるような研修をしたり、仕事の機会を与えたりしています。
そして大事なポイントは、社員が失敗しても責めるのではなく、次に活かそうとする姿勢です。
ただし誤解しないでいただきたいのは、こうした会社は失敗を「なぁなぁ」で済まさないで、ダメなときは本音でダメだしをするのです。
「〇〇、こんなことしたらダメだろ。」と、悪い時には、はっきりと言ってくれるのですね。
あるいは、相手の意見を聞きたいときには、「〇〇は、どう思っているんだ?」と、謙虚に相手の考えを聞く姿勢を見せます。
そうした裏表のない人間関係の中で仕事をしているので、社員は成果を出せば皆に褒めてもらえるし、成長を実感できるのです。
自分が日々成長しているのが実感できたら、その仕事を辞めようとはしないですよね。
だから、20代の社員が突然辞める会社は、社員を会社や上司の都合の良いように使っていないかを振り返ってみてください。
たとえ若い社員であっても敬意を持って接して、一緒に成長していこうとすることですね。
ただし、若い社員には適度な距離感が大事です。べったり過ぎるのもいけません。これについては、次回に書きます。
<続く>

⇧
ブログランキングに参加しております。クリックを励みに頑張っております!
いつもありがとうございます!
------------------------------------------------------------------
古賀光昭へのお仕事の御依頼はこちらから
⇩
経営コンサルタント古賀光昭の公式サイト
何かご縁を感じた方は、「古賀光昭の公式サイト」の
問い合わせページから、ご連絡ください。
ぜひお会いしたいですね!
------------------------------------------------------------------