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一倉定の販売戦略  その3

2018.12.19(21:48) 2183

販売不振店が出やすいのは、店舗を線状に配置している場合です。

線状というのは、直線的に店舗を配置するイメージです。

山手線や環状線だと電車は円環していますね。でも、ほとんどの線路は直線的に伸ばされています。

その駅にそれぞれ店舗を配置する感じです。

一倉定さんは、線状に店舗を配置するのではなく、面で配置しなさいと指導されていました。

イメージは二等辺三角形ですね。まぁ、二等辺三角形でなくても、三角形をイメージしてください。

三角形の頂点、3カ所に店舗を配置するのです。

そして、その頂点の距離ですが、それぞれの商圏の半径より少し遠い距離とします。

三角形の頂点の商圏が重ならない位置に配置するのです。

商圏が重ならないので、空白域が出来ます。その空白域は、店舗の知名度が上がってきたら埋まってくるという発想をします。

販売不振店は、ポツンと離れた位置にある店舗かもしれませんね。

もしこれから店舗を増やしていかれるなら、強い店舗を三角形の頂点の一つとして、あとの二つを埋めていくと良いでしょう。
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