FC2ブログ


タイトル画像

『項羽と劉邦』に学ぶ 2

2018.08.17(23:23) 2123

司馬遼太郎さんの『項羽と劉邦』からの教訓を学びたいと思います。



無敵と言ってもよかった項羽がなぜ天下を取れなかったのか。それは、ビジネスにおいても参考になるところがあります。


まず、項羽は、論功行賞を失敗しています。今で言うと「人事評価、昇給昇格の失敗」です。

項羽の評価基準は単純でした。第一線で華々しく戦った勇将だけを評価したのです。

例えば、かげになって流民を組織化した者や、その名声によって流民を集めた者、妙策をもちいて戦を勝利に導いた者などは全て評価されませんでした。

それゆえ、三人の関中王(かんちゅうおう)以外は、項羽の論功行賞にみな不満だったのです。


現代だと、仕事を取ってきた営業マンだけを評価している会社に近いですかね。しかし、この時代は命をかけて戦争をしているので、その不満の度合いは会社とは比べ物にならなかったとは思います。

ただ、現代でも、ある程度の納得がいく評価を経営トップがしないと、社員に恨まれることはあるでしょう。ずっと根に持たれることはあるかと思います。

根に持った社員は気をつけた方がいいですよ(笑)。

例えば、在職時に裏金を取ったり、お金をごまかしたりと、お金が絡む背信行為をする可能性があります。あるいは、経営トップと言い争って会社を辞めて、お客さんを連れて独立することもありえます。

だから、人事評価や人材の配置は時間をかけて慎重に考えて行ってください。

自分は人物評価ができていると思わないで、他の人の意見も聞いて評価をした方が良いです。

人間が評価する目はどうしても限界があるし、多少の好き嫌いは出ます。直属の上司以外の他部署の人に”非公式に”聞いてみても良いでしょう。

それと、人はやっていないことを注意されるより、「頑張っていることを評価されない」とモチベーションが大きく下がります。

人事評価の失敗は、「恨まれる」と思っておいた方がいいです。

<続 く>



いつも応援クリックありがとうございます! クリックを励みに頑張っております!!

------------------------------------------------------------------
古賀光昭へのお仕事の御依頼はこちらから
    
経営コンサルタント古賀光昭の公式サイト

コンサルティングをご希望の企業様は、
古賀光昭の公式サイトの問い合わせページから、御連絡ください。
お待ちしています!

------------------------------------------------------------------
関連記事

世界を変える若き起業家たちへ



<<『項羽と劉邦』に学ぶ 3 | ホームへ | 『項羽と劉邦』に学ぶ 1>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://komei777.blog72.fc2.com/tb.php/2123-10c5b179
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)