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起業する前に撤退基準を決めておく

2018.06.06(14:25) 2069

起業の第3の壁は、「何でもしなければいけない」ことです。

サラリーマンで営業をやっていた方は、「経理は、納品書だとか、旅費を早く精算しろとか、いつもうるさいな。」と思っていたかもしれません。

ところが、起業したら大抵は一人なので、うるさく言ってくれる経理はいません(笑)。

マーケティングをしたり、販売をしたり、集客したり、チラシを作ったり、仕入をしたり、ホームページをいじったり、経理をしたり、借入をしたり、あらゆることを全部しなくてはいけません。

そのうち外部の専門家に外注するようにはなります。ただし、専門家に振る内容が分かっていないと、正しい経営はできなくなります。

広範囲の知識と実際に手を動かせるスキルも必要になります。

みなさん同じだと思いますけど、起業した人に休みはないでしょう。何年も休みなしで働いているのではないでしょうか。

朝から晩まで客先や事務所で仕事をして、夜は家に帰っても仕事をしている(笑)。そういうのを全く苦にしない人でないと、起業はできないですよね。

1.商売のセンス
2.継続した努力が平気な性格
3.ある程度何でもできる器用さ

これらの要素が起業家には必要です。

この内の2つの要素を持っていない人は、起業しない方が良いですね。


それと起業する人は、起業する前に、撤退する基準を決めておくと良いです。

お金が残額いくらになったときだとか、1年後に粗利がいくらまでに行かなかったときだとか、自分の感情に左右されない撤退基準を設けておくと良いです。

今回の連載は、厳しい内容になりました。起業しようとする方の参考になれば、幸いです。
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