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個人に光を当てる時代

2018.05.31(20:19) 2063

現在の日本には、「政府による救済」のようなことを信じている、あるいは期待している人がたくさんいるのではないでしょうか。

中世のヨーロッパでは、「信仰による救済」を人々は信じていました。しかし、17世紀の半ばには、その力を失います。

「信仰による救済」に代わって出てきた考え方は、18世紀中頃に出現した「社会による救済」でした。「社会による救済」は、ルソーの思想から出たものです。それは、ヘーゲルやマルクスまで続きます。

この「社会による救済」は、世界的にはソ連が崩壊したときに終わり、日本ではバブルが崩壊したときに終わったのでしょう。

日本では「失われた20年」となり、人々はこの世の救いを失い、希望を無くした感がありました。

ところが、安倍政権ができ、政府がやっていることは、新たな救済、「政府による救済」です。トランプ大統領も手段は違えど同じようなことをやっています。

私は、「政府による救済」を全く意味がないとは言いません。しかし、その効果は低いものでしょう。

これからは、個人に光を当てなければなりません。個人が気概を持ち、道を切り拓いていく時代です。個人の努力をもう一度見直す時だと考えます。

また私は、各人が「人間の尊さ」についてもっと探究するべきではないでしょうか。「人間の使命とは何か」をもっと考えるべきだと思うのです。

ミッション(使命)は、組織だけのものではありません。

個々人にもミッションがあります。

自分が生まれてきて果たすべき役割に気づけば、時間の使い方が変わります。

人間の可能性を縮めてはいけません。
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