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巨大な変化に対応する-人材論

2018.04.17(20:43) 2029

『プレジデント』という雑誌に「いる社員、いらない社員」という特集があり、その中で「日本の大企業トップ29人が語る 私の人材論」という論考があります。



日本を代表する企業のトップの人材論なので、読みごたえがありました。

29人のトップの方々ですが、共通するものがありました。

それは、「今の日本と世界は大きな変化の中にあり、その変化に対応できる人材を求めている」ということです。

当たり前のことですが、経営者の方々はドラッカーを学んでおられます。その影響が人材論にも現れていました。

経営者の方は、ドラッカーが提唱していた「みずから変化をつくりだすチェンジリーダー」に社員はなってほしいのでしょう。

ただし、社員の側からすれば、社会や経済が大きな変化をしていき、働き方が変っていくのは脅威でしょう。

この『プレジデント』の論考で触れている人はいませんでしたが、変化といっても、とてつもなく巨大な変化の場合、人々はなかなか受け入れることができません。

かって明治維新がそうでしたね。変化を受け入れられない不平士族が内戦によって亡くなりました。

それは現代の社員も同じで、時代の大きな変化を受け入れられない人も多いでしょう。

経営トップは「変化を柔軟に受け入れろ!」と言うでしょう。しかし、変化は心理的なプロセスを含むので、急激な変化を普通の人は受け入れるのが難しいのだということは知っておいた方が良いと思います。

変化を恐れるのは、明日(未来)が分からないことがあります。
明日が別に分からなくてもどうでも良いという人は、変化を恐れないのではないでしょうか(笑)。

ここで大事なのは、「明日の変化を恐れるのではなく、今日の変化を見極めて、それを自社や自分のチャンスにすること」です。

明日(未来)のことは誰にも分かりません。明日のことを言っている人がいても、ぜんぶ外れると思っていたらいいでしょう(笑)。

だから、今日起きている変化を見て、今日自分は何をなすべきかを考えるのです。

(自分で書いていて、こんな大事なことをタダでブログに書いていいのかなと思いました(笑))

変化への対応については、またの機会にも書いてみます。
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