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幸楽苑、1割の店舗を閉鎖

2017.11.13(18:34) 1914

「幸楽苑」(こうらくえん)という東証一部上場のラーメンチェーンが、全体の1割に当たる52店舗を閉鎖するというニュースがありました。

私は以前、このブログにて、幸楽苑のことについて書いたことがあります。

「言うのはタダの「リンガーハット」と「幸楽苑」の味」

その頃から、既に「危ないじゃないか」というところがあったのですけれども、今回の発表はそれを裏付けるものでした。

良くなかったのは、2点あります。

一つは、税別290円の中華そばを辞めたことです。これによって、看板料理がなくなりました。

スーパーは、毎日必ず特売品を出して、お客様の目を引き、店内に入ってもらう工夫をしています。幸楽苑の290円の中華そばは、その役割を果たしていました。

お客様も毎回安い中華そばだけではなく、とりあえず店に足を運んで、中華そばとギョーザを頼んだり、たまには他のラーメンを頼んだりというようにしていたと思うので、安い中華そばは魅力だったのです。まず、それがなくなったのが大きいですね。

次に、前回のブログで書いたように、突然味が落ちたんです。今回のニュースでネットでのコメントをサラッと読みましたけど、味が落ちたとか、美味しくなくなったというコメントが結構ありました。

何か食材をケチったのでしょう。看板商品がなくなり、同時に味が落ちたので、常連が離れたのだと思います。

私は、この幸楽苑の一連の流れを見て、「こんなことを創業者がするのかな?」と思ったんです。「会社を創業する人が、こんなレベルの経営のミスをするとは思えないな。」と思い、幸楽苑のHPを見ました。やはり、今は創業者の息子さんが社長で二代目のようです(若い方ではありません)。

たぶん社長は現場、お店にも行ってないのだろうし、自分のお店のラーメンを食べていないのでしょうね。最初の試食くらいはしているかもしれませんけどね。
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