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ビートルズが落ちたオーディションと解雇されたピート・ベスト

2017.11.10(22:44) 1912

先日、CS放送でビートルズの誕生秘話のような番組をやっていました。たまたま見たので録画もしていません。うろ覚えのところもありますが、少し感じたことを書きたいと思います。

印象的だったのが、ビートルズがデッカ(大手レコード会社)のオーディション落ちた話と、ドラマーがピート・ベストからリンゴ・スターに代わる話でした。

ビートルズは、デッカレコードのオーディションに落ちています。

その時の理由がよく分からなかったのですが、どうやら選曲が良くなかったようです。ビートルズのメンバーはロックンロールナンバーを演奏しようと考えていたのですが、マネージャーのブライアン・エプスタインは、ロック、バラッド、フォークといろいろなバリエーションの曲を選んだのですね。

すると、その演奏を聴いた人たちには、特に印象に残らないバンドだったようです。

やはり総花的にやるとうまくいかないのですね。人に最初にインパクトを与えるには、”強みに絞って伝える”方が相手に伝わるといういい例でしょう。


それから、ピート・ベストが解雇されたことですが、ビートルズは、EMIレコードの子会社であるパーロフォンレコードのオーデションを受けます。

その時と、そのテープを聴いたレコード会社の関係者は、「まあまあだが、ドラムが良くない」と皆言っていました。ジョン・レノンは、「ピートは優秀なドラマーだが、ビートルズではない」と言ったそうです。

確かに、当時の写真を見てもピート・ベストだけがリーゼントでマッシュルームカットではありません。一人雰囲気が浮いているですよね。

そして、ザ・ビートルズの演奏を見ると、ジョンとポールとジョージの後ろで、首を振りながら愛嬌のある顔をしているリンゴがぴったりくるんですよね。妙にバランスが取れているんです(笑)。

だから、ザ・ビートルズはレノンとマッカートニーだけではなく、あの4人だから成り立っていて、一人でも違っていたらビートルズではなかったんだなと、改めて思いました。

ちなみに、アップルのスティーブ・ジョブズは次のように述べています。

「私のビジネスモデルは、ビートルズだ。
4人でお互いの弱点を補いあっていた。バランスが取れていて、4人以上の力を発揮できていた。
ビジネスというものはそういうものだ。偉大なことは一人ではできない。
チームによってのみ成しえることができる。」

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