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上司が評価する方へ人は動く

2017.10.19(23:56) 1894

日産が国内全工場で出荷停止ですか。。。以前、カルロス・ゴーン社長(現会長)のことをブログで否定的に書きましたけど、そのこととは別にして、今回の出荷停止はひどい話ですね。

会社の内部のことは中に入らないと分かりませんけど、おそらく技術者が育っていないのではないでしょうか。技術の継承が日本のメーカーはできていないのではないかと思います。

といいますのも、日本企業にはリストラの嵐が吹きあふれ、新卒採用を縮小し、非正規雇用を増やしていきました。そして、成果主義人事を採用し、数字だけを追いかける社風のようなものができていったのかもしれません。

工場でも、優秀な人が辞めていったでしょう。そして、工場の責任者はコストを抑えながら、生産性の目標さえ達成すれば、あとはどうにでもなると考えていたのかもしれませんね。

原因は分かりませんが、何が原因であっても、経営陣の責任ですね。

結局、会社というのは、上司が評価する方向へ人は動くのです。

それが班長、課長、部長、本部長など名称は分かりませんけど、最終的には経営陣、経営トップの評価したい方向に収斂するんですよ。それが組織です。

何年も続いている組織だとか、長年染みついている習慣がある組織などは、そうしたものを良しとする人事評価あるいは価値基準が組織の中にはっきりとあるんです。

でも、経営トップは「こんな組織にしたいとは思っていない」と思っているんです(笑)。

「きちんとモノづくりをする、責任ある企業を目指していた」と思っているでしょう、たぶん。

しかし、人間は評価が上がる方や、甘い方へ動くものなのです。

だから、現場がやっていたことは、たとえ法令違反があっても、評価されることがおそらくあったのでしょう(納期、コスト、生産性、出荷台数など)。

組織って、悪いところほど上に似ます(笑)。

組織で起こっていることは、経営者の心を反映したものが現れるものなのです。



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