「てるみくらぶ」という格安海外旅行会社が151億円の負債をかかえ倒産しました。倒産するのが分かっていながら、新卒採用をしていたり、旅行を斡旋したりしていたのではないかという疑いが出ています。
事実は分かりませんが、もしかしたら、騙してお金を集めていたのではなく、銀行に借り入れができさえすれば、何とか継続できるといった自転車操業の経営をしていたのかもしれません。
よく映画やテレビドラマで見ることがあると思いますけど、経営者が頭を下げながら、「今月さえ乗りきればなんとかなるので、どうか助けてください!」というようなシーンです。こうした経営者と同じように、「今月を乗り切れた、よし翌月も何とか乗り切ろう」と思って、綱渡りの経営をしていたのかもしれませんね。ただし、経営陣は、会社が倒産する可能性は高いことは知っていたでしょう。
「てるみくらぶ」は、結果として御客様や社員に対して無責任な経営をしていたことになるのですけれども、こうした会社は山のようにあります。営業利益レベルが赤字で、資金を何とかやりくりして、かろうじて倒産していない会社なんて、本当に沢山あります。
そして、この「てるみくらぶ」ですが、顧問税理士はいたでしょうし、顧問契約を結んでいる経営コンサルティング会社もあったと思うんですよね。どういった指導をしていたのかなと思ってしまいます(指導しても聞かなかったケースも大いにありえますが)。
経営者は、必ず諫言(かんげん。いさめること)してくれる人を置かないといけませんね。イエスマンだけを周りにおいてはダメです。社内にいないなら、外部の人でもいいので、きちんと意見を言ってくれる人を置かないといけません。
耳が痛いことでも言ってくれる人の価値は大きいですよ。誰だって、嫌われたくないですから。
事実は分かりませんが、もしかしたら、騙してお金を集めていたのではなく、銀行に借り入れができさえすれば、何とか継続できるといった自転車操業の経営をしていたのかもしれません。
よく映画やテレビドラマで見ることがあると思いますけど、経営者が頭を下げながら、「今月さえ乗りきればなんとかなるので、どうか助けてください!」というようなシーンです。こうした経営者と同じように、「今月を乗り切れた、よし翌月も何とか乗り切ろう」と思って、綱渡りの経営をしていたのかもしれませんね。ただし、経営陣は、会社が倒産する可能性は高いことは知っていたでしょう。
「てるみくらぶ」は、結果として御客様や社員に対して無責任な経営をしていたことになるのですけれども、こうした会社は山のようにあります。営業利益レベルが赤字で、資金を何とかやりくりして、かろうじて倒産していない会社なんて、本当に沢山あります。
そして、この「てるみくらぶ」ですが、顧問税理士はいたでしょうし、顧問契約を結んでいる経営コンサルティング会社もあったと思うんですよね。どういった指導をしていたのかなと思ってしまいます(指導しても聞かなかったケースも大いにありえますが)。
経営者は、必ず諫言(かんげん。いさめること)してくれる人を置かないといけませんね。イエスマンだけを周りにおいてはダメです。社内にいないなら、外部の人でもいいので、きちんと意見を言ってくれる人を置かないといけません。
耳が痛いことでも言ってくれる人の価値は大きいですよ。誰だって、嫌われたくないですから。