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悲しみの意味

2017.03.20(23:54) 1789

前回のブログで「別れの悲しみ」について書きました。

悲しみって、あってほしくないものですけど、もし人が生きていく上に悲しみが無かったとしら、人の生(ひとのせい)は薄っぺらいものになるんじゃないでしょうか。

前回は、悲しみが心のひだを繊細にするということを述べましたが、悲しみの感情が他の人を愛することにつながっているような気がします。

つまり悲しみを深く知っている人ほど、人をより愛することができるということですね。

悲しみが、愛を深め、愛を生み出すエネルギーの元になっているのかもしれません。

「悲しみ」と「人を愛すること」は全く別のもののようですが、元は一つのものなのかもしれません。

だから、愛の大きな人、愛が深い人は、同じ大きさの悲しみを知っている人なのだと思います。

また、悲しみがあるから、癒しを感じることができます。大好きな音楽を聴いて、心が癒されることを感じることができます。人の笑顔や言葉が優しく心を潤すことを感じることができます。悲しみのときに人の愛を深く感じることができるのです。

それから、もっと積極的な意味合いとして、悲しみを乗り越えたときの喜びもあります。悲しい出来事はつらいですが、それを何とか乗り越えたら、そこに幸福感があります。

この世は、悲しみからも幸福感を得ることができるようになっているんだと思います。

悲しみの存在は、神仕組み(人間には分からないけれども、絶妙な組み合わせで作られている計らいのこと)なのでしょうね。

この世に無駄なことは、何もないのですね。
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