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管理者の目標を低すぎるようにしない

2017.02.08(21:00) 1752

前回、前々回の記事に企業経営がうまくいっていない理由として、「組織の問題」を書いてきました。今回は、組織の問題の一つである「目標の方向づけが間違っている場合」について書きます。

サラリーマン時代によく思ったことは、管理職者の目標が「社長にいかに怒られないか」というものになっていたことです。

私は複数の会社でこの経験をしたので、多くの会社の管理職者が「社長の顔色をうかがって仕事をしている」のだと思います。

管理職者の目標は企業全体に貢献するものでなくてはなりません。

社長が提示した全社の目標に対し、管理職者は部署として、どのような貢献をするかを考えて、目標を立てなければいけないのです。

目標設定は管理職者自らが設定するのですが、ポイントは低すぎる目標を設定させないことです。経営者としては、低すぎる水準の仕事を求めてしまうと、マネジメント能力を疑われ、舐められる可能性が出てきます。

さじ加減が難しいですが、少し挑戦するくらいの仕事の方が人間やる気が出ます。、仕事は優れたものを求めなければなりません。水準の高いものを要求することによって、人は成長しますし、達成したときの喜びもあるのです。

そして、管理職者自らが目標を作成する場合に、何度言っても簡単に達成できる目標しか作成しない管理職者は、外した方がいいでしょう。

それから逆に、社長や上司が、とうてい達成できない目標を無理やり作成させても管理職者のモチベーションは下がります。言い訳ばかりを考える人間を作るようなことになります。そこは仕事の水準を気をつけてください。
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