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仏教的経営成功法 その30(終わり)

2016.10.30(19:49) 1672

<仏教的経営成功法 あとがき>

長い文書(笑)を読んでいただき、ありがとうございます。もともとは約3年前にできていたものなのですが、学問的な内容だったものを、友人のアドバイスから成功法に変えたので大幅に書き換えました(笑)。骨組みは変わっていないのですけどね(笑)。

でも、3年前に世に出さなくてよかったと思います。

3年間、自分なりに色々ありましたし、学ぶこともありました。特にこの半年、色々な人と出会いましたが、褒めていただいたり、信頼しているという言葉をいただいたり、たくさんの愛をいただきました。それらが私の中に押し込められていたものを外に出すきっかけになったようです。人間って、やはり抽象的なところで生きているのではなく、現実の世界で愛のエネルギーをもらうと、それが大きなパワーになるようです。素晴らしい出会いに心から感謝しています。ありがとうございます。

そうした心境の変化があったので、3年前より、良くなったと思います(笑)。


話は変わりますが、経営を成功に導くような体系的なものは、今までなかったんですよね。だから、この「仏教的経営成功法」が人類史上初めて経営成功法を体系化したことになります(笑)。

なんで体系化が大事かと言いますとね、人は体系化したものでないと学習しにくいんですね。

学校の教科書を思い出してください。あれ全部体系化されていますから。教科書のページを破って、そのバラバラな紙を与えられて、「ハイ、どうぞ。勉強して」って言われても困るでしょ?体系化されていないと、何から勉強したらいいかわからないし、それぞれの要素がどのようなつながりになっているかもわからないんです。

だから、体系化することが大事なんですけど、経営を成功させる方法の全体像って、「どうなんだろうな、分からないな」っていうのが、どんなコンサルタントでも経営学者でも本音なんだと思います。こうすればいいという”各論”は分かるんでしょうけど(ちなみに各論は「仏教的経営成功法」の「知識」のところで書いている「経営手法」が相当しています)。


それから、経営は人間が行っています。だから人間の心の問題を解決する方法を提示しないといけないんです。それゆえ、私は心の解決方法について、人類最高の叡智であるブッダの智慧をお借りしたのです。ブッダほど人間の心を知り尽くされた方はいないでしょう。

経営の問題の本質を、「経営者の心と見識の不足」と見抜いて、その解決方法に仏教思想を用いたのは画期的のようですが、私は王道の解決方法だったと思っています。

仏教は悟りへ至る方法論が説かれていると思いますが、それだけではなく、地獄に落ちない方法論ですよね。私は経営者が単に成功する方法論を説く気はなかったんです。この世的に成功しても地獄に落ちない方法を説きたかったんです。まぁ、地獄を信じない人もいるでしょうけど、そういう方は「経営者として尊敬される生き方をする」と思っていただくといいと思います。そのあたりも考えた成功法なんですね。

「知識」の各論を教えてくれるコンサルタントは山ほどいるでしょうけど、仏教の八正道を使って、体系的に経営者の心を善導する仕組みをつくり、それを教えるコンサルタントは私以外にほとんどいないでしょうね(笑)。


ところで、色々な方から、「この『仏教的経営成功法』を無料で公開するのは勿体ない。有料で提供したら」とのお言葉をいただきました。でも、宇宙って、先払いシステムなんですよね(笑)。与えるのが先なんです(笑)。だから、無料で公開しました(笑)。

それに公開していない「経営者のための光の10か条」というのがあるんです。これは「仏教的経営成功法」の要約ではなく、エッセンス、真髄みたいなものです。これは私が予定している研修に参加された人に少しずつお教えしようと思っています。「仏教的経営成功法」をもっと深く学びたい、実践したいという経営者の方や後継者の方、経営幹部の方は、ぜひ研修・セミナーに参加いただければと思います。

みなさま、ありがとうございます。

<おわり>

※ この論考の著作権は、古賀光昭にあります。無断転載、使用を禁じます。
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