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仏教的経営成功法 その20

2016.10.26(12:22) 1661

③ 月に一回の棚卸

棚卸を年に一回しかしない会社も多いであろう。多い会社でも四半期に一度くらいだと思われる。経営状況が悪い会社は、月に一回の棚卸の実施すべきである。

仮に月の売上高が1,000万円として、在庫が1,000万円以上あったとしたら、売上以上の仕入れ又は製造をしているということだ。棚卸をすれば、どれが売れている商品で、どれが滞留在庫になっているかがはっきりとわかる。

また、在庫がどれくらいの日数で入れ替わっているのかを見る在庫回転日数を見て、それを向上させるのも大切である。

棚卸資産÷売上原価÷365日=在庫回転日数

もし在庫回転日数が60日なら、60日で在庫が出荷されていることになる。逆に言えば、60日間、在庫が滞留しているということだ。在庫回転日数を短くすればするほど、資金繰りは楽になる。在庫管理のときにできるだけ早く売れなくなってきた商品を見極め、早めに仕入を減らす、生産を減らすよう手を打つのだ。

また売れなくなってきた商品はセット売りなどによって、売り切ってしまう工夫も必要である。


④ 不要資産の売却

事業の用に供していない遊休不動産などがあれば売却する。ほとんどの不動産は売却すると損失が出るだろうが、それは特別損失になって損金になり節税になる。売却によって現金が入り、かつ節税もできる一挙両得の方法である。


⑤ 不採算部門からの撤退

不採算部門からの撤退である。ただし、単純に今が赤字だから撤退するというわけではない。現在は赤字だが、将来が見込めるものは残さなくてはならない。部門より小さな単位になるが、成熟商品で、仕入額又は製造原価を下回る売上しか上げられないものは切り捨てなければいけない。しかし、仕入よりは高い金額で売れている商品であれば、その分の利益(増分利益)があるため、その商品を削減した場合に減る固定費と利益との比較によって検討することになる。

<続く>
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