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仏教的経営成功法 その2

2016.10.18(17:10) 1644

「経営者には、経営者特有の四苦八苦がある」という言葉を家に持ち帰り、すぐに文字に表すことにした。

ところで、四苦八苦は仏教用語であるが、簡単に説明すると次のようになる。(参考書籍: 田上太秀監修 『図解 ブッダの教え』 東京、西東社、2013年)

四苦・・・生、老、病、死  (しょう、ろう、びょう、し)
八苦・・・四苦に社会生活上の苦しみ4つをたしたものを八苦という。

  愛別離苦(あいべつりく。愛する者と別離する悲しみ)
  怨憎会苦(おんぞうえく。会いたくない人とも会わなくてはいけない苦しみ)
  求不得苦(ぐふとくく。求めても手に入らない苦しみ)
  五蘊盛苦(ごうんじょうく。心身が思うとおりにならない苦しみ)

この仏教用語を経営者を対象にして置き換えてみる。

まず「生」(しょう)は、「生まれる苦しみ」である。
経営者に当てはめると「会社を創業する苦しみ」になる。
創業するには一定の資金が必要になるし、立ち上げ時には売上が上がらないなど苦労することも多い。サラリーマン時代には自分が稼ぐことはなくても給料が決まった日に振り込まれていた。ところが、経営者になると給料の保証がなく不安定な身分になってしまう。
また、現在の経済環境は厳しく、そうした条件の元で船出をすること自体が苦しみといえよう。


「老」「老いる苦しみ」である。
経営者に当てはめると「会社が衰退していく苦しみ」である。
成長続ける会社や発展続ける会社はほとんどなく、商品やサービスの成熟化と衰退に伴い、会社自体が下り坂になることがある。あるいは、業界全体が衰退していくこともあるであろう。会社に勢いがなくなっていくことを実感する苦しみでもある。


「病」は「病気になる苦しみ」である。
社内コミュニケーションが取れずに、社内に不満がたまっているような会社が当てはまる。また、会社も社内で揉め事が起こることがある。お金を横領する者が出るかもしれないし、セクハラをする者も出るかもしれない。労働組合と折り合いがつかないこともあるであろう。あるいは、得意先や仕入先とトラブルになることだってあり得る。
そうした「会社内外での不満、摩擦、軋轢、トラブル」などが「病」にあたる。
また「大企業病や硬直的な官僚組織」になっている会社も当てはまるだろう。


「死」は死ぬ苦しみである。これはまさしく「会社が倒産する苦しみ」である。    

<続く>
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