今日は、劣等感です。自分で自覚しているかどうかは別にして、誰でも何らかの劣等感を持っているものです。
私の劣等感は、「英語が話せない」ことです。
私の学歴をご存知の方だと驚かれていると思いますが、上智大学の修士課程の英文科を卒業しているので、さぞ英語ができると思われているかと思うのですが、それが「できない」んですね。(^^;)
お恥ずかしい話、2年前にヨーロッパへ出張に行った時も話せませんでした。一緒に行った社員は「この人、ほんまに話せないんや」と思ったと思いますね。ほんまお笑いですよ。
私が英語ができないと思うようになったのは中学一年からなんです。早いでしょ。
まず、考え方が間違っていました。
「日本人が英語なんかしゃべる必要なんかない」と言いきって、全然勉強する気がなかったことが一つです。
それと、中学校の最初の英語の試験でのつまづきです。
私は小学校時代は兵庫県明石市の小学校でした。海のすぐそばの学校で、ガキ大将だった私はいわゆる悪ガキでして、勉強もせずに「秘密基地」を作って、仮面ライダーごっこをしたり、仮面の忍者赤影ごっこをして遊んでばかりいました(「赤影参上。いくぞ、青影、白影!」とやってました・・・)。
そんな私が中学入学と同時に大阪府豊中市へ引っ越して、豊中市の公立でも進学熱心な中学校に通うことになったのです。
友達はすぐにできましたが、驚くことに小学校の時から進学塾に通っていた連中ばかりでした。
そして最初の英語の試験です。友人たちは英語なんて小学校時代から塾で習っているので、皆な100点です。私はやる気もなかったのもあり、からっきりダメで70点くらいだったと思います。
100点で無い人でもほとんど皆90点代だったので、びっくりしました。「おまえ英語アカンな」みたいなことを友人に言われたような気がします。
英語の成績はそのまま低空飛行を続け、5段階評価の2で中学3年を迎えることになりました。
(続く・・・)
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