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日本経済のキーワード「節約と不安」 その1

2015.12.19(18:21) 1552

今月は、経済に関係する大きなニュースがありました。

一つは、消費税増税時の軽減税率です。

酒と外食を除く飲食に関し軽減税率を設定することによって、最悪は避けられたなという印象を持っています。

それにしても、安倍政権は本当に上手に政治をしていますね。

よほど頭のいい人がブレーンにいるのでしょう。

というのも、財務省が消費税増税を進めているのですが、「公明党が軽減税率を加工食品まで含めたいと主張している」という事実を全面に出して、財務省対公明党(創価学会)という形に持っていっています。

安倍さんからすれば、国民に対しては「暮らしを守るために軽減税率の範囲を広げた」とアピールできますし、財務省と自民党増税派に対しては「公明党が納得をしないのだ」と言い訳(笑)できるでしょうしね。

軽減税率を加工食品まで広げて税収を減らし、「問題を先送りしている」と日本経済新聞やマスコミが言っているようですが、私はそうは思っていません。

日本の名目GDPが我々の給与の源泉になるのですが、そのGDPの55%を占めるのが、個人消費なんです。

企業の設備投資はGDPの15%ですから、この二つで70%。輸出とか、ほとんど関係ないんですよね。


二つ目のニュースはFRBの利上げですが、新興国の景気は今後よくないでしょう。

原油などの資源安は進み、中国が在庫を安い単価で処分して、世界はデフレの方向へ行きますね。


こうした状況で、日本経済のポイントは個人消費が増えるかどうか。これが私たちの給料の命運を握っています。

ですから、政府は個人消費が増えるような政策を取らなければいけないんです。

しかし、事実は消費税を増税する方向で、個人消費を減らすような政策に進んでいます。

今後ますます顕著になるのが、節約志向でしょうね。

<続く>

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