昨日のブログでプロ野球の監督、コーチは、ドラッカーのマネジメントや軍史(軍隊や戦争に関する歴史)を学ぶべきだということをサラッと書いたんですが、「もう少し詳しく説明してほしい」というご連絡が結構ありましたので、今日はその点についてお話をしたいと思います。
現代のビジネス理論の元(もと)になっているのは、軍隊、兵站(へいたん。兵士・物資の供給です)、作戦などです。
太古の昔から物の交換ような商取引はあったでしょう。しかし、商取引が本当の意味で発展したのは、それほど昔のことではありません。
それに比べ、戦争は太古の昔から最も研究がなされ、いかにすれば勝てるかを徹底して考えられてきました。そして武器が開発され、組織論が発達し、ロジスティクス(物流)が発展し、戦略と戦術が研究され続けてきたのです。
私は戦争が嫌いです。しかしながら、軍事技術や戦略、組織などの進歩が、我々の生活の進歩に貢献しているところは否めません。
皮肉なことですが、軍事に人類の叡智(えいち)が残っているので、現代のビジネス理論、マネジメント論は、ほとんど戦争や軍隊を参考にして組み立てられているのです。
さて、戦争における勝敗を決する要素で、優先すべき順に孔明流に並べてみましょう。
① 情報
② 戦力(補給を含む)
③ 大将
④ 戦略
⑤ 戦術
この数字順が優先順位です。いくらいい戦術を立てても、戦略がダメだと勝つことができません。
また、いかにすごい戦略を立てても、大将が愚将であれば勝てません。
そして、いくら名将がいても硫黄島のように戦力もなければ負けてしまうのです。
その戦力もどこに攻めたらいいかという情報がなければ、攻めようもありません。このようなものです。
長くなりましたね。明日、この勝敗を決する5つについて、野球を交えてお話しします。ビジネスにも応用が聞く話になると思いますので、ぜひお楽しみに。
現代のビジネス理論の元(もと)になっているのは、軍隊、兵站(へいたん。兵士・物資の供給です)、作戦などです。
太古の昔から物の交換ような商取引はあったでしょう。しかし、商取引が本当の意味で発展したのは、それほど昔のことではありません。
それに比べ、戦争は太古の昔から最も研究がなされ、いかにすれば勝てるかを徹底して考えられてきました。そして武器が開発され、組織論が発達し、ロジスティクス(物流)が発展し、戦略と戦術が研究され続けてきたのです。
私は戦争が嫌いです。しかしながら、軍事技術や戦略、組織などの進歩が、我々の生活の進歩に貢献しているところは否めません。
皮肉なことですが、軍事に人類の叡智(えいち)が残っているので、現代のビジネス理論、マネジメント論は、ほとんど戦争や軍隊を参考にして組み立てられているのです。
さて、戦争における勝敗を決する要素で、優先すべき順に孔明流に並べてみましょう。
① 情報
② 戦力(補給を含む)
③ 大将
④ 戦略
⑤ 戦術
この数字順が優先順位です。いくらいい戦術を立てても、戦略がダメだと勝つことができません。
また、いかにすごい戦略を立てても、大将が愚将であれば勝てません。
そして、いくら名将がいても硫黄島のように戦力もなければ負けてしまうのです。
その戦力もどこに攻めたらいいかという情報がなければ、攻めようもありません。このようなものです。
長くなりましたね。明日、この勝敗を決する5つについて、野球を交えてお話しします。ビジネスにも応用が聞く話になると思いますので、ぜひお楽しみに。