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新卒新入社員の受け入れについて 2

2015.01.14(18:11) 1477

昨日の続きです。入社式のプログラムを説明します。開式の後は「社長の訓示」を入れてください。

新入社員も緊張しているので、5分以内に話をまとめてもらうといいでしょう。

研修担当者は社長に対して事前に三つのテーマを提示しておくといいですね。例えば、「創業時の思い」や「新入社員に期待するもの」等です。その方が社長も話しやすいと思います。

研修担当者は新卒者と何度も会っているのでスピーチ内容のイメージがしやすいと思います。

ところが社長は面接の時に一度会ったくらいでしょうし、年齢も離れているのが普通でしょう。それゆえ、研修担当者が社長をフォローするのが大事なのです。

社長の訓示の後は役員や参列している人を司会が紹介します。小規模の会社でしたら、式に参列した方全員に「一言づつ」歓迎の言葉を述べてもらうとより良いと思います。

次は辞令交付になります。辞令は全員一人ずつ名前を読んで手渡ししてください。辞令交付は新入社員とリハーサルをやっておくとよいでしょう。

最後に新入社員代表に答辞を詠んでもらいます。事前に原稿を用意させて(本人に)、それを読んで社長に渡すようにしてください。原稿は研修担当者が事前に内容をチェックしておきます。


さて、私が入社式を計画していたときには、入社式終了後に参加者全員で昼食に出かけました。食事を取りながら親睦を兼ねていたわけです。

慣れない会社で、お昼をどこで取ろうかと迷うこともありますでしょうし、会社側の出席者も結構緊張していますので、その慰労も兼ねていました(昼間でしたが、ビールをコップ一杯飲んだこともあります(笑))

食事場所は個室のある場所を事前に予約しておきます。

細かいことですが、経験上、4月の最初の出勤日の昼はどこも混んでいます。近所に適当な食べる場所がないということでしたら、少し豪華な弁当を注文して社内で一緒に食べるといいでしょう。

お昼を12時から取るとしたら、入社式の所要時間を計算し、もし入社式に1時間かかるようなら11時に入社式をスタートします。

これは会社側の参列者への配慮です。

先にも述べましたが、入社式に出るのは結構緊張します。お昼までの間に時間が空いて、その間通常の仕事に戻るよりは、そのままの状態でお昼を食べるのが経験上うまくいきました。みな正装しているでしょうし、現場に戻るときに作業着に着替える人もいます。

だからそのまま皆と食事をして打ち解け、その後仕事に戻ってもらうのが効率が良いのです。

<続く>
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