経営基盤を盤石なものにするための三番目は
3.社員の能力開発(研修等)にお金と時間を使うこと
です。
この勝負の2年間に、社員が学習する習慣を持つと大きな宝になります。
例えば、「業務に関係する研修であれば、年間10万円までは無条件で会社が出してあげる」とかいいのではないでしょうか。
簿記でも語学でも各種資格試験でもいいですから、会社が全面的にバックアップしてあげるといいでしょう。
「社員が辞めたらどうするんだ」と聞えてきそうですが、辞めたときは、その人とは縁がなかったとあきらめましょう。
社員の成長を願ってお金を出してあげているので、会社や社長は福を分けていることになります。会社や社長は、損をしているようで、実は徳を積んでいるんです。
お金を出すことに損得でばかり考えるようになると、「損得ばかり考える社員」が寄ってきますよ(笑)
社員の人間的な成長を願って、気持ちよくお金を出してください。
また、学習内容は社内で共有するといいでしょうね。
仮に週に1冊の読書を目標にするとします。読んだ人は概要と感想又は仕事や人生に活かせると思ったことを社内の掲示板やメール、SNSで語れるようにします。
そしてその感想に対して上司なり社長がフィードバックしてあげることが大切です。
「おお、そういう視点があるか」とか、「なるほど、それはこう活かせるね」とかですね。読んだ人が一方的に情報を発信するだけだと続かないので、フォローしてあげることが必要です。
手間なことだと思われるかもしれませんが、口だけでなく、社員を大切にしていることを行動で見せることも大事な要素だと思います。
社員研修を進める中では、必ずコミュニケーションが入るような仕組みを入れてくださいね。
連載は以上です。
3.社員の能力開発(研修等)にお金と時間を使うこと
です。
この勝負の2年間に、社員が学習する習慣を持つと大きな宝になります。
例えば、「業務に関係する研修であれば、年間10万円までは無条件で会社が出してあげる」とかいいのではないでしょうか。
簿記でも語学でも各種資格試験でもいいですから、会社が全面的にバックアップしてあげるといいでしょう。
「社員が辞めたらどうするんだ」と聞えてきそうですが、辞めたときは、その人とは縁がなかったとあきらめましょう。
社員の成長を願ってお金を出してあげているので、会社や社長は福を分けていることになります。会社や社長は、損をしているようで、実は徳を積んでいるんです。
お金を出すことに損得でばかり考えるようになると、「損得ばかり考える社員」が寄ってきますよ(笑)
社員の人間的な成長を願って、気持ちよくお金を出してください。
また、学習内容は社内で共有するといいでしょうね。
仮に週に1冊の読書を目標にするとします。読んだ人は概要と感想又は仕事や人生に活かせると思ったことを社内の掲示板やメール、SNSで語れるようにします。
そしてその感想に対して上司なり社長がフィードバックしてあげることが大切です。
「おお、そういう視点があるか」とか、「なるほど、それはこう活かせるね」とかですね。読んだ人が一方的に情報を発信するだけだと続かないので、フォローしてあげることが必要です。
手間なことだと思われるかもしれませんが、口だけでなく、社員を大切にしていることを行動で見せることも大事な要素だと思います。
社員研修を進める中では、必ずコミュニケーションが入るような仕組みを入れてくださいね。
連載は以上です。