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脱デフレ時代の経営について その2

2014.11.26(19:56) 1455

前回は脱デフレ時代の経営として、「内部留保をためることを考えるのではなく、借入をしても良いので研究開発費にお金を投資すること」をお話しました。

それから大事な投資は”人”になります。

教育研修に投資をしましょう。

会社内で勉強会を開くのもよしですし、社外の研修に参加させるのもいいでしょう。

会社が勉強の機会を社員に提供するのは大切なんですが、私は勉強することに興味を持たせることの方がより大事だと思っています。

要は「自分で勉強する習慣を持てるようになるきっかけ」を与えてあげることなのです。

結局、人はやらされていると思っているうちは、あまり成果が上がりませんし、継続していくのが難しくなります。

ところが、自分から進んで勉強するのが習慣になれば、これほど強いことはないのです。


では、どういった方法を取れば、それができるのでしょうか。

まず、勉強して成果を上げた人を社員に見せることです。

もし社内にいなければ社外でもいいですし、それも無理なら歴史上の人物でもいいです。

勉強してそれが成功につながった人の伝記に触れる。あるいは、そういう人に直接会うことが、勉強するきっかけになります。


次に、社員が勉強する中において、何らかの成功体験を実感させてあげることです。

学びを続けていたら、認識力が上がり、今まで見えなかったものが見えるようになることがあります。あるいは、人の心が分かるようなこともあります。

または、仕事の仕方が劇的によくなることだってあります。

そうした体験をすることによって、「学びをすることが喜びである、幸福にもつながるのだ」ということを実感してもらうことが大切です。

学びながら、喜びが循環するようなイメージですね。

勉強することは会社のためになるだけではなく、自分のためでもあるし、自分の幸福にもなるのだということですね。

社会人になっても勉強することは幸せにつながっているのだよと教えてあげることが大切だと思います。

<続く>
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