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阪神のクライマックスシリーズの勝因とは?

2014.10.19(23:45) 1445

阪神タイガースが日本シリーズ進出を決定して一日が経ちました。少しクライマックスシリーズを振り返ってみたいと思います。

勝因をいくつかの要素で見てみたいと思います。

まず、「戦力面」では、どなたも同じ意見だと思いますけど、安定した結果を出す”クリーンアップ”とその前後を打つ福留西岡の存在ですよね。

また、試合を作れる強力先発投手陣を中心とした抑え、中継ぎピッチャーの力が勝因ですよね。

クライマックスシリーズでは和田監督の采配が高く評価されていましたけれども、それは呉の存在があったので、強気の交替ができたのでしょう。短期決戦でしかできない采配だったと思います。


その采配に関する「作戦面」ですが、シーズン中とは違って守りを重視した布陣を取ったことが幸いしたと思います。

シーズンでは伊藤隼太や梅野を使いましたが、クライマックスシリーズでは守りにつかせることはありませんでした。

攻撃や育成ではなく、守りを固めるところが良かったと思います。


最後は「局面」です。

戦いには、勝利を左右する局面があります。

よく野球では「流れ」があると言いますけど、「流れ」を決定ずける場面を局面として考えたいと思います。

阪神タイガースがクライマックスシリーズでの勝利を決定づけたと考えるのは、ジャイアンツ戦の第一戦、7回の裏です。

阿部がホームランを打って、その後ノーアウト満塁のところです。代打はセペダ。結果はダブルプレー。その後、井端が倒れ、ホームランの1点だけでしのぎました。

私はセペダを代打に出したところが全てだったと思います。

あまり藤浪のことは褒めたくはないですが、7回裏を1点だけで抑えた藤浪が大きかったですよね。

ノーアウト満塁でタイムリーかホームランが出ていたら、阪神が初戦を落とし、アドバンテージを入れて0勝2敗となって敗退していたでしょう。

日露戦争に例えると、セペダを打ち取ったところが、203高地を日本が落とした場面のようなものだったのでしょうね。

他にも色々な阪神の勝因はありますが、一番大きかったのは、そこだったと思いました。
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